先ほど終わったばかりのXゲーム男子ビッグエア速報!!
大塚健が、3本連続でミスった後がなくなった中、4本目にフロントクワッドコーク1800トラックドライバー(グラブ)を決めて49点というスーパーハイスコア!!さらにラストにキャブトリプルコーク1800をメイクし大逆転で銀メダルを獲得!!!
金メダルは終始トップ街道を走り続けたマーカス・クリーブランド。3大会連続のビクトリーとなった。
マーカスは、1本目にノーリー抜けのトリプルロデオ1800(!?)という地球人とは思えない異次元トリックを披露。このトリックが49ポイントを獲得。3本目には、バックサイド1980を決めてこの夜の勝負を決めた。
北京五輪の金メダリスト、スー・イーミンも北京以来の出場。ラストの1本目でバックサイド1980をメイクさせて48ポイントを獲得。この大技により銅メダルとなった。
Xゲームのデビュー戦となった長谷川帝勝は、フロントサイド1800を決めて1本目は4位と好発進。さらに2本目では、キャブ1800を狙うも着地で板が流れ得点がやや伸びず。この時点では、銅メダル圏内だったが、その後の3本のランは失敗に終わり、最終結果5位となった。しかし、帝勝(たいが)にとって、この大舞台での経験は、大きな肥しになったことだろう。
終始メダル圏内で試合を進めた最高年齢29歳のマーク・マクモリスは、最終的には大塚健、イー・スーミンに抜かれて、4位となった。
マクモリスは、13年間にも及ぶXゲームのキャリアの中で、21個ものメダルを獲得したビッグスターだが、今大会で世代交代の大きな波を受けたようだ。
今後は、台頭する日本勢の若手、中国のイー・スーミン、アメリカのダスティ・ヘンリクセンあたりが伸びていきそう。そして王者マーカス・クリーブランドに対する頂上決戦を予感させる。
【LIVE RESULTS】Xゲーム男子ビッグエアの順位展開
ATHLETE NAME | RUN1 | RUN2 | RUN3 | RUN4 | RUN5 |
---|---|---|---|---|---|
Kleveland, Marcus | 1st(49pt) | 1st(85pt) | 1st(96pt) | 1st(96pt) | 1st(96pt) |
McMorris, Mark | 2nd | 2nd | 2nd(65pt) | 2nd(65pt) | 4th(65pt) |
Corning, Chris | 3rd | 5th | 5th | 7th | 7th |
Hasegawa, Taiga | 4th | 3rd | 3rd | 6th(48pt) | 6th(48pt) |
Henricksen, Dusty | 5th | 6th | 4th | 3rd(61pt) | 5th(61pt) |
Su, Yiming | 6th | 4th | 6th | 4th(60pt) | 3rd(87pt) |
Otsuka, Takeru | 7th | 8th | 5th(49pt) | 2nd(90pt) | |
Thorgren, Sven | 8th | 7th | 8th | 8th |
以下は、全選手の最高パフォーマンスを納めたハイライト動画。
Pacifico Men’s Snowboard Big Air 結果
金: マーカス・クリーブランド(ノルウェー)
銀: 大塚 健(日本)
銅: スー・イーミン(中国)
4位 マーク・マクモリス(カナダ)
5位 ダスティ・ヘンリクセン(アメリカ)
6位 長谷川帝勝(日本)
7位 クリス・コーニング(アメリカ)
8位 スヴェン・ソーグレン(スウェーデン)
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