ハンディキャップ・スノーボーダーが五輪ヒーローのショーン・ホワイトにサプライズ・セッション

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「普段は誰よりも遅く歩くけどスノーボードをすればみんなよりも速く滑れるんだ」と語るアダプト(ハンディキャップ)・スノーボーダーのザック・シェアマンさんが、五輪ヒーローのショーン・ホワイトとサプライズ・セッション!

彼は2010年に交通事故に合い、病室で起きた時には何があったか思い出せなかった。しかし、顔を掻こうとした時に、掻いているつもりなのに掻けなくて…。それで腕を失ったことに気づかされたという。シェアマンさんは大重体で、右腕だけでなく両足も失ってしまっていた。
もう何もかも失ったような気持ちだったが、周りのサポートもあり、特別な器具を使ってスノーボードができるようになった。シェアマンさんにとって、スノーボードは1つの生き甲斐になった。普段は誰よりも遅く車椅子で動いたり、ノロノロと歩くのに、スノーボードをすれば速く滑れるのだから。

そんなスノーボードが大好きなシェアマンさんの前に突然現れたのは、憧れのヒーロー、ショーン・ホワイトだ。
いっしょにパークを流し、パイプにも入った。さらにショーンは、このようなシェアマンさんの方たちを支援しているチャレンジ・アスリート・ファンデーションに寄付までしてくれたのである。

人生何が起こるかわからない。シェアマンさんにとって、思い出深い一日となった。

CAFは、シェアマンさんのようなハンディがある方に、スノーボードが楽しんでもらえるように新しい器具の開発をしているそうだ。

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