南半球ニュージーランドでの最も大きな大会、『7th ANNUAL NEW ZEALAND OPEN』の注目の男子ハーフパイプはショーン・ホワイトが優勝した。
また女子は中国勢を押さえたケリー・クラークが優勝。
その前日に行われたスロープ・スタイルでは、男子優勝がセバスチャン・トータント。女子優勝がジェイミー・アンダーソンだった。
さらに進化したトリックでショーンが優勝! photo by Phil Erickson / TTR
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ショーン・ホワイトの優勝ランは、フロンサイド・リーンから入り、バックサイド 900メラン・グラブ、フロンサイド1080ステールフィッシュ、キャブ・ダブルコーク1080ステールフィッシュ、フロントサイド・ダブルコーク900だった。
五輪を見据えて進化しているショーン・ホワイトのランを見せてくれた。
日本勢の最高位は、國母和宏の3位。
カズのルーティーンは、どデカいマックツイストから入り、フロントサイド900テールグラブ、アーリーウープ・チャック・ノーズグラブ、フロントサイド1080インディだった。
また2位に入ったルーク・ミトラーニは、ダブルチャックフリップでベスト・トリック賞も受賞。
このインバーテッド(縦回転)系で2回転というのは、ショーンも今回行っており、今後五輪で勝つための鍵となるトリックになりそうだ。
女子で優勝したケリー・クラークのビクトリー・ランは、お馴染み男子顔負けのどデカいフロントサイド・エアーから入り、バックサイド 540インディ、フロントサイド720テールグラブ、キャブ720、そして最後はフロントサイド540インディだった。
優勝したケリーは「強敵の中で優勝できたことは嬉しい。新しいことにトライして上達していることを感じられる。」と喜びのコメントを語った。
五輪に向かって、良きライバルの中国勢の台頭は、ケリーにとってちょうど良い刺激を与えているようだ。
ちなみに男女表彰台に乗ったライダーは、すべてBurtonのライダーだった。Burton強し!
NZ OPEN の模様は、NZsnowboard.comでアップされたので、ぜひこちらのチェックを!
Burton Open Halfpipe Finals – NZsnowboard.TV from NZsnowboard.com on Vimeo.
Halfpipe Final Men
1 Shaun White USA
2 Luke Mitrani USA
3 Kazuhiro Kokubo JPN
4 Aguirre Mason USA
5 Aono Ryo JPN
6 Autti Antti FIN
Best Trick: Luke Mitrani, Double Michalchuk
Halfpipe Final Women
1 Kelly Clark USA
2 Jiayu Liu CHN
3 Zhifeng Sun CHN
4 Linn Haug NOR
5 Soko Yamaoka JPN
6 Elizabeth Beerman USA
Best Trick: Elizabeth Beerman, Frontside 900
スロープスタイルでは、セバスチャンス・トータントが自身のシグネチャー・トリック、トータント・ロールとバックサイド・ダブルコーク1080を見事に決めて優勝。
トースタイン・ホグモは、バック・トゥ・バックの1080を決めて、2位に入った。
スロープの模様も、NZsnowboard.comで紹介されているので、ぜひこちらのチェックを!
Burton NZ Open Slopestyle Finals – NZsnowboard.TV from NZsnowboard.com on Vimeo.
Slopestyle Final Men
1 Sebastien Toutant CAN
2 Torstein Horgmo NOR
3 Eric Willett USA
4 Tore Holvik NOR
5 Seppe Smits BEL
6 Stef Zeestraten NZL
Slopestyle Final Women
1 Jamie Anderson USA
2 Janna Weatherby USA
3 Shelly Gotlieb NZL
4 Joanna Dzierzawski USA
5 Silvia Mittermueller GER
6 Hana Beaman USA
さらにくわしい成績や大会写真などは、以下の公式サイトからチェックしよう。
http://opensnowboarding.com/Home.aspx?openid=NZO