Nitro OG Teamがスイスに再集結──“歳を重ねても滑り続ける理由”を映し出すセッションムービー公開

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Nitro Snowboards が、スイス・グリンデルワルトとアデルボーデンで撮影された最新映像 「Nitro OG Team」 を公開した。
昨春、Fabien Rohrer がかつての OG メンバーをホームマウンテンに招き、まるで“あの頃”のように数日間パークセッションを楽しむ様子が収められている。

集まったのは Seth Neary、Lukas Goller、Max Ploetzender、Thomas “Beckna” Eberharter、Jonas Hagström、Gian Simmen、そしてホストの Fabien Rohrer。
1990年代を中心に活動した初代 Nitro チームの面々が久しぶりに一堂に会した。

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映像では、彼らがスノーボードを始めた年代を振り返るシーンからスタート。
1991年、1987年、1989年……と、それぞれが“原点”を語る中で、自然と当時の空気感が蘇る。

20年以上ぶりに再会したメンバーも多い中、久々に一緒に滑る感覚は「昔とほとんど変わらない」と口を揃える。
Fabien の“プッシュ”に引っ張られながら、49歳でもロデオを回すライダー、54歳でも止まらず攻め続ける Max──年齢を感じさせない滑りは圧巻だ。

ハーフパイプのサイズが変わったこと、身体の痛みが増えたこと、体には金属が入っている者もいる。それでも彼らは言う。

「歳はただの数字。足が動く限り滑り続ける」

X Games を目指すわけでも、派手な技を競うためでもない。
仲間と滑り、昔の小技を出し合い、カメラレンズを狙って遊ぶ──そんな“純粋なスノーボードの楽しさ”が作品全体に溢れている。

Nitro との縁が続いてきたこと、そして今もこうして集まれることへの感謝も印象的だ。
彼らは最後にこう語る。

「Old guys still rip and have fun.」
“歳を重ねても、俺たちはまだ滑り続ける。そして楽しむ。”

スノーボードの原点と、仲間と滑る喜びを凝縮した、まさに“OG”な映像となっている。

Filmed & Edited: Karsten Boysen
Music by: Yves Ardelt

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