嬉しい速報デス。
先ほど、コロラドのアスペンでフィナーレを迎えたX GAMESスーパーパイプで戸塚優斗が銀メダルを獲得!!戸塚選手はこの男子スーパーパイプで最年少17歳、しかも初のX GAMES参加での快挙!!
3本中ベストが採用されるルールで、戸塚の1本目のランは、90.00というハイスコア。
超スタイリッシュなフロントサイド540から入り、バックサイド900、さらに高さが増したフロントサイド1080。その後の2発のダブルコーク1260も14フィートを超えるスーパーエアー。このランで1本目終了時点でトップに立った。
2本目は、さすがの五輪メダリスト、スコッティー・ジェームス(オーストラリア)が94.00を出し抜かれたが、2本目が終わった時点でも戸塚の1本目のスコアは2位をキープし続けた。
スコッティー・ジェームスの金メダルを決めた2本目のルーティーン
スイッチバックサイド1080→バックサイド1260→フロントサイド1080→キャブ1080→フロントサイドダブルコーク1260
※スコッティーは1本目2発目のバックサイド1260で失敗したが、2本目にはしっかりと決めて来た。
そして3本目、戸塚はスコッティーに迫ろうとチャージを駆けるも残念ながら失敗ランに終わった。結局、戸塚が実力を出し切ったのは、最初の1本目だけだったが、結局のところ最後の最後まで誰もそのスコアを抜けない展開に。
最後の方の滑走者、ベン・ファンガーソンが滑走するところで、すでに銅メダルは確定し、ファーガーソンが実力者だけになんとなく嫌なムードを漂わせていたが、結局3本目のランは80点に終わり、戸塚の銀メダルを確定した!
銅メダルは、ハーフパイプのエンターテイナー、ダニー・デービス。昨年は靭帯損傷で欠場していたが、アスペンという大舞台でまだまだ行けるぞ!というところを見せてくれた。
バックサイド360からスイッチ・ランディング。そこからスイッチのメソッドなど、あいかわらずのいぶし銀ぶり。さらに途中でクールなマックツイスト・ジャパングラブを披露するなど、まさにダニー・ワールド全快だ!!
アメリカ期待の新鋭トビー・ミラーは8位。ワールドカップで優勝したトビーもX GAMESの壁は厚かった。
一人期待された日本人選手、片山來夢は実力発揮し切れず、9位に終わった。
來夢らしい力強いジャンプの連発でフロントサイド・ダブルコーク1440を決めるも、最後まで決めきれずにスコアを伸ばせなかった。しかし、このチャレンジした経験は大きく、この後のシーズンはさらに羽ばたいてくれるだろう。
Monster Energy Men’s Snowboard SuperPipe Final
Rank | Name | Run 1 | Run 2 | Run 3 | Best |
---|---|---|---|---|---|
1 | Scotty James | 18.33 | 94.00 | 2.33 | 94.00 |
2 | Yuto Totsuka | 90.00 | 19.33 | 18.66 | 90.00 |
3 | Danny Davis | 83.66 | 23.66 | 65.33 | 83.66 |
4 | Chase Josey | 37.66 | 79.33 | 82.66 | 82.66 |
5 | Jake Pates | 80.66 | 17.66 | 81.00 | 81.00 |
6 | Ben Ferguson | 66.66 | 75.33 | 79.33 | 79.33 |
7 | Iouri Podladtchikov | 78.33 | 15.33 | 64.33 | 78.33 |
8 | Toby Miller | 68.33 | 21.66 | 34.00 | 68.33 |
9 | Raibu Katayama | 18.66 | 53.33 | 52.33 | 53.33 |