US OPEN 2016王者はショーン・ホワイト!

 

news160306b

この男が再びUS OPENの頂点に立った!
1982年から続くスノーボード界の中でも最もヒストリーを持つ大会。その中でもハーフパイプは、1988年にスタートしそれから一度も競技は途切れることなく続いている。そういった意味でもハーフパイプというカテゴリーでは最も権威が高い大会と言ってもいいだろう。

1988年にクレイグ・ケリーが優勝し、1990年代からその遺伝子はテリエ・ハーコンセンに引き継がれる、そして2000年代にショーン・ホワイトが現れて、ショーンは2006年にUS OPENのハーフパイプだけでなくスロープスタイルも制し、さらにオリンピックでも金メダルを獲得する。

そんなヒストリーの中に生きるショーンが、再びこの舞台に!
台頭する若獅子たち圧倒し、US OPEN 2016王者となった。
29歳になったショーン・ホワイトが、まだまだ行けるところを見せた大会となった。

ショーン・ホワイト 2016 US OPENのルーティーン

一発目のバックサイドエアーは誰よりも高くトゥイーク!今までで見たことがないような高さ。表示メーター25フィートを超えるジャンプだ。

news160306d

さらにフロントサイド・ダブルコーク1080、キャブ・ダブルコーク1080、フロントサイド・インバート540、そしてバックサイド・ダブルコーク1080でのジャパン・グラブ。最後はフロンサイド720をスムーズに決めて締めた。

このランで出したスコアは、95.6点。
ゴールした後、高々と手を上げて歓喜する観衆に応えて、そして幼い時からサポートしてもらっている恩人、生涯スポンサーを結んだバートンの父、ジェイク・バートン氏と熱く抱擁をして喜びを爆発させた。

news160306c

平岡卓は3位!片山來夢は残念な結果に

前年度チャンピオンの平岡は、最初にどデカいフロントサイド540入り、それからバックサイド900、フロントサイド・ダブルコーク1080、キャブダブルコーク1080、最後はフロントサイド1260を鮮やかに決めた。
まるで昨年度見せたようなランで85.7というハイスコアを獲得。
続く2本目はさらにチャージを駆けた平岡。一発目からフロントサイド1260、続いてバックサイド900、フロントサイド・ダブルコーク1080、キャブ1080。しかし、このランは1本目よりもヒット数が少なくフロント12が入っていなかったことで、80.8というポイントで終わる。
3本目は、一本目と同じようなルーティーンだが、最後にフロントサイド1440に成功した卓。
これで、ショーンのスコアの牙城に近づくことはできたが、90オーバーとはならずに、88点止まりに、
しかしながら、見事3位に入り、昨年に続いて表彰台に立つことに成功した!

news160306e
(2本目は一発目からチャージ駆けフロント12を鮮やかに決めた卓だったが。)

セミファイナルで2位通過して表彰台が期待された片山來夢だが、一発目のバックサイドエアーから続く2発目のフロントサイド1440でうまく着地を合わせられず転倒。
勝負を賭けるライブは、2本目に期す。
一発目のバックサイド・エアー(メソッド)から入り、2発目にこの日誰もが成し遂げることができなかったトリック、フロントサイド1440を決めることに成功!!
続いてキャブ・ダブルコーク1080、フロントサイド900も高さバッチリ。バックサイド900もスムース。
そして、最後に勝負を賭け過ぎた(?)フロントサイド・ダブルコーク1080。しかし、これが着地したように見えたが、ヒールで着地した後、飛ばされ転倒。
その後、ゴールラインで悔しがるライブ。果たして、この転倒はライン後のことだったか、前のことになっていたのか。

news160306f

結果は、ダメだった。着地した後、ゴールラインを切り、セーフかも?と思わせたが、やはり着地が暴れた印象、転倒は痛かった。
それにしても最後、もっとセーフティなトリックでも表彰台に乗れるような素晴らしいランだったけど、最後まで攻めたのは良かった。この片山ライブという選手の未来を感じた。
この攻める気持ちを忘れずに、世界の頂点を目指せばいつかきっと最高の笑顔を世界の舞台から日本に届けてくれるに違いない。

news160306g
(残念な結果に終わったけど、さらなる成長を見せたライブ。この時期の結果を気にすることはない。これからも攻め続ければ、いつか大きなメダルを受け取ることになるだろう!)

3本目の來夢は、2発目までのフロントサイド1440までを成功。しかし、3本目で転倒し撃沈。
だが、観客はこの日本からやって来た二十歳の若者に多くの拍手を贈る。おもいっきり攻めた気持ち良いランで、開場をヒートアップさせた功績者なのだ。

news160306h
(平岡卓の猛チャージ・ランの後、優勝を獲得したショーン・ホワイトは最後にビクトリーラン。パイプでスプレーを上げて楽しんでいた。)

2016 BURTON US OPEN MEN’S HALFPIPE FINALS
1 Shaun SHAUN WHITE US 95.62
2 Ben Ferguson BEN FERGUSON US 88.62
3 Taku_Hirako.png TAKU HIRAOKA JP 88.25
4 Matt Ladley MATT LADLEY US 84.25
5 Judd_Henkes.png JUDD HENKES US 77.12
6 Greg Bretz GREG BRETZ US 76.87
7 Scotty_James.png SCOTTY JAMES US 75.75
8 Danny Davis DANNY DAVIS US 70.49
9 Raibu_Katayama.png RAIBU KATAYAMA JP 63.99
10 Ayumou_Nedefuji.png AYUMU NEDEFUJI JP 60.25