Sandbox巨大キッカー・セッションでケガ人

この時期、ブラッコムのセブンスヘブンに訪れた方なら、きっと巨大キッカーの姿に驚いたに違いない。あの推定25メートル級の巨大キッカーで、カナダを代表するフィルム・クルーSandboxが撮影した。本日開催されたばかりのセッションの模様を早速お届けしよう!

ブラッコムのセブンスに巨大キッカー出現!

この巨大キッカーが製作されたのは、2週間以上も前のこと。ウィスラーがSandboxのスポンサーとなり、このフィルムクルーのために製作してくれたのだ。

撮影のスタンバイは、木曜日だった。しかし、あいにく天候は晴れなかったので、延期が続いた。
そして、遂に昨日(土曜日)の午後から晴れたので、夕方から夜にかけてナイト・セッションが行われたのである。

そして本日、ウィスラーは朝から快晴に恵まれて、撮影は午後から始まった。

集まったライダーは、隊長ケビン・サンサローンをはじめ8人。この中には長年dmkの撮影に参加して来たルーブ・ゴールドバーグもいた。キッカーのシェイプも良くて、かなりご満悦の様子だった。

午後2時頃、遂にライダーたちがドロップを始めた。最初はキッカーのリップまで行き、スピードなどのチェック。
そして何人かのライダーがストレートで飛び始めた。

Sandbox昨年オープニング・パートを飾ったアンドリュー・ジーバスは、今、カナダの若手ライダーの中で最もホットな一人。最初のジャンプからいきなり回して来た。聞けば、昨日は見事にこの巨大キッカーでバックサイド900、バックサイド1080を決めたとのことだ。

この後、ケビン・サンサローン、ルーブ・ゴールドバーグなど、5、6名のライダーがテスト・ジャンプをして、再びアンドリュー・ジーバスの番がやって来た。
ドロップインする前に仕切りにバックサイド・スピンのデモンストレーション。かなり高回転を狙っているようだ。
みんながジャンプする位置よりも、6、7メートル高いところに上って、ドロップインした。かなりのスピードでアプローチしたが、見ている者がハッとするほど早い仕掛けでスピンを開始した。リップを抜け切る前に仕掛けたので、スピードが足りない!!!
まるで数秒間スローになったかようにアンドレのトリックが始まった。しかし、誰もが危ないっと思ったほど飛距離が危うかった。案の定、アンドリューはキッカー・ジャンプで最も危険と言われるナックル(注:フラットと斜度の境目)に落ちた。持ち前のテクでメイクったかのように見えたが、着地したとたんにうなり声が上がった。明らかに大きなケガをしたようだ。

そのまま撮影は中断。すぐにパトロールが駆け寄り、応急処置を始めた。そしてしばらくしてヘリ・コプターがやって来て、残念ながら撮影はオールダン!(終了)

プロ・ライダーたちが改めて命を懸けて撮影している姿を見せてもらっているようだった。

間近で見るとさらにモンスターぶりが理解できた。
ぶっ飛びライダーたちの面々。中央にはルーブの姿も。


高回転を狙ったアンドリューだが、仕掛けが早過ぎてナックル落ち。今季絶望の大ケガ。

パトロールに痛み止めの注射を打たれるアンドリュー。
あえなくヘリコプターで運ばれることに。