【ワックスコラム】マツモトレンジャーのワックスアイテム再確認!#7

急に暖かくなってきましたが、新しいことを始めるには雪が柔らかくて最高の季節!でも汚れが多いからしっかりワックス塗って、他の人より差をつけちゃいましょう!!

『コルク』

ワインの栓やフローリング材などに使われている、あの柔軟性のある樹皮でできた素材です。

そんな素材をボードではどこにつかうの?というと・・・

使用目的は一つ。アイロンの代わりです。アイロンの代わり?というからには、コルク自体が発熱するのかというと、そうではありません。人力です。人力でソールにコルクを擦り付けます。そうすることにより発生したエネルギーは、熱へと変換されます。それが「摩擦熱」というものです。

その摩擦熱を利用して、ワックスをソールへ浸透させるってわけです。ちょっと科学的っすね。

コルクは擦り付けて摩擦熱を発生させるには最適の素材なんです。

もちろんアイロンの熱にはかなうはずはないですが、アイロンはどうしても電気が必要です。生塗りやペーストを屋外など電気がない場所ではコルクが活躍します。

もちろん生塗り、ペーストを塗っただけでも効果はあります。ただそれはソールの表面にくっついているだけで、ソールの中までは浸透していません。ワックスの効果と持続性を高めるためにはどうしても、「熱」を加えなければ塗ったワックスが無駄になることもあるんです。

さて、理屈はわかったと思いますが、いざ使うと、「コルクってどのぐらいの力でどのくらい掛けるんだろう?」と思いますよね。

熱を発生させて、浸透させるためには、「力」ではありません。「スピード」です。コルクを目一杯ソールに押さえつけるのではなく、軽くソールにおくようにして、すばやく往復しながら擦ります。そうすることにより熱が発生します。

ただ人間ですから、限界があるんですよね。アイロンみたいにソールがホカホカになるまでは到底擦り続けることなんてできないですよね。いや、できる人はぜひどうぞ。

なので「なんとなく暖まったかも知れない」程度でいいです。すべる前に腱鞘炎になってもこまりますし。

こんな感じで使うものなので、コルクは大きすぎると握っていて疲れちゃいます。自分の手の大きさにあったものを選んでください。

ヘコミがグーです↑見えますか?
 

マツモトワックスから出ているコルクは優れもので、適度な大きさと、握りやすいように側面に「ヘコミ」があります。これがいいんです!手が滑りにくくて、しっかり握れるやさしい~デザインです。

簡単に生塗りやペーストワックスをしている人でも、コルクで疲れない程度に擦ってあげれば、楽しく滑ることができる時間が延びますよ。ぜひやってみて下さい。

コルクは汚れてきたら、摩擦力が落ちるので寿命です。そんなときには潔く新品を購入してください。マツモトなら手軽に¥515で購入できますよ。もちろんdmkでも絶賛販売中です。

使い終わったコルクは、穴でもあけて、ペン立てにでもどうですか?

来週は『ソールカバー』を再確認!

このワックスコラムは毎週火曜日に更新する予定です。
ワックスの知識は、全スノーボーダーにとって必要なことです。毎週しっかりとチェックしてくださいね。

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