カナダ/ウィスラーでスノーボード留学している渡部耕大が、昨日、この夏の雪上授業を終えた。この夏の目標であった1080コンボ(フロントサイド1080からキャブ1080)、さらにはアーリーマックもできるようになり、大きなお土産を得て日本へ帰国することになった。
1080コンボは完全の自分の技に!
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渡部耕大は、カナダの留学プログラムCSBAのアスリートコースの特待生だ。
この夏は、最初の3週間でしっかりとフロントサイド720で基礎固めをした。すでにものにしていたフロントサイド720を改めて見直し、さらに完成度を高めることでフロントサイド1080につなげるという作戦だ。
そして最後の1週間で見事にフロントサイド1080を自分の技にして見せた。
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耕大のフロントサイド1080のメイクに、パイプに集まっているコーチや、同じパイプで練習していた村上大輔、工藤耕平も大きな拍手を送っていた。
CSBAでコーチングしている高石 周氏は、最終日までにしっかりと1080コンボをメイクした耕大に対して笑顔で、以下のようなコメント。
「耕大は、カナダに来てステップ・バイ・ステップの練習の大切さを知ったことが大きかったと思います」
この夏の成果で、渡部耕大は大会に出せる難易度の高い技を増やすことに成功。
3年後のバンクーバー/ウィスラー五輪に向かって、この後、どんな活躍を見せるのか楽しみだ。
この後はニュージーランド・オープンに出場する予定だ。
なお、この夏の渡部耕大が果敢にフロントサイド1080に挑む姿は、今年発売されるPEAKで紹介されるので、ぜひチェックしてほしい。
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