ホッシー監督melissa撮影で2年ぶりウィスラー!

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Photo & Story: Fusaki IIDA

ホッシー監督が2年ぶりにウィスラーに帰って来た!
これまで、CK4スノーボード・ビデオマガジン、Candyガールズビデオのためにカナダ撮影に来たホッシー監督だが、今回はガールズ・フリーランビデオのmelissa(メリッサ)の撮影だ。

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これまでのスノーボードというのは、バックカントリーのキッカーであったり、ストリートシーンであったり、ゲレンデからかけ離れているシーンで撮影されることが多かったが、melissaは違う。誰もが気軽に足を運べるゲレンデ内の環境で、カッコいい女性ライダーによるフリースタイル、フリーライディングを見せるというコンセプト。だから出演ライダーは、パークを滑るフリースタイラーからターンのカッコ良さを見せるデモンストレーターなどが登場する。
ホッシー監督曰く、スノーボードのコア(中心)を見せて、スノーボードの魅力を伝えていきたいとのことだ。


(今回、カナダにやって来た河合美保と中谷瑠奈。)

シーズン中は、ゲレンデのプロモーション撮影など、様々なシューティング・ワークを行うホッシー監督。しかし、今回のようなカナダでの撮影は特別な気持ちがあるようだ。というのも昨今、スノーボードのDVD作品というのは、採算が合わない事業になり、多くの撮影者は依頼された映像&編集ワークに留まるケースが増えている。しかし、ホッシー監督は、自分がクリエイターである誇りを持ち、撮影する喜びを嚙みしめながらマイ・ポートフォリオを残し続けているのだ。その気持ちが、melissaに挑ませているのである。


(どんな仕事でも大切に行うが、メリッサの撮影は自身の撮影活動ワークに欠かせない存在と語るホッシー。)

本日、撮影に参加したライダーを紹介しよう。
まずは、チャンカワこと、河合美保。
彼女のスタンスは、ほぼアルペン。前足は、40度以上、後足も30度以上も振ってあり、まさにカービング戦闘モード。
そこから繰り出せれるカービングは、ターンごとに身体をぶっ倒せるほどのエグさ。
この異色な動きに、地元カナディアンのスノーボーダーたちも目を白黒させて、「凄いカービングだね。」の声が掛かっていた。
急斜面でもパイプでも身体を雪面を這うかのようなビッテリーを決めるライディングは異彩を放っていた。

一方のるんちゃんこと、中谷瑠奈は、フリースタイラーでパークも得意とする。
しかし、ジャンプやジブだけでなく、メリッサ・クルーらしくカービングもうまくグラブターンやスプレーも鮮やかに決める技術を持つ。
撮影に対する画作りも積極的で、困難なハイクアップも厭わないタイプだ。これまで日本の女性スノーボード界を牽引して来た上田ユキエ、田中幸の継承者の一人であるような印象も伺わせた。
ファッションも含めてスノーボード界を華やかにしてくれそうな存在。まだ知らない人は、要チェック!

ホッシー監督は、5月1日までカナダに滞在しmelissaのクランクアップへ、最後の撮影シーンを撮るという。
またスノーボード界を華やかにしてくれるDVDが、今秋にはスノーボード・ショップに並ぶことだろう。楽しみだ!

 

 

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