Hightide Mfg Powdair 156 フサキ感想レポート!

 

今回は、編集代表の私、フサキが自らHightide Mfgのレポートを書きます。
使用しているモデルは、Powdair、長さは156です。


(サッカー日本代表を応援しているので、日本のユニフォームを見せてブルー&レッドに仕上げてもらいました。)

Hightide Mfgの特徴をご紹介するために、これまで僕が乗っていたバートンのカスタムであったこと、またその違いを述べることからスタートしましょう。

カスタムは、ご存知のように世界中のスノーボーダーに最も愛されている板。
カスタムにも様々な種類がありますが、僕が長年乗っていたのは、ノーマルタイプのキャンバー。
普段のゲレンデ・ライディング、パーク、パウダーでも。どんなステージでもバランスよく威力を発揮してくれる優れた板ですよね。
そんな僕がHightide Mfgに求めたのは、やはり万能型です。

Powdairは、名前からパウダーなのですが、かつて90年代初期に生まれたバートンのケリーエアーのように、実のところ万能型なのです。同じHightide Mfgの中でも、Draft Dodgeもその候補に挙がりましたが、自分は普段インストラクターで生徒さんを教えるシチュエーションも多いので、もっと遊べる板ということでPowdairに決めました。Draft Dodgeもパウダーも普段のゲレンデでも威力を発揮する板ですが、よりストロングなイメージでガンガン行ってしまう印象があったので。普段、グラトリやったり、より気軽な板を求めたのです。

長さに関して、156というのは自分の中でちょっと引っかかるものがありました。
というのも、以前、カスタムの156を乗っていて、長く感じたからです。それから154に乗り換えて、「2センチというのはこんなにも違うものか!」と驚いたので。

だけど、製作するアカーシャに相談したら、これまでカスタムの154を乗っていたら、Powdairの156はおそらく問題ないよ、と言われたので、156に乗ることを決めました。

これはあとで調べてわかったのですが、そもそも雪に面している長さ(接雪長)に関しては、Powdair156の方が、カスタムよりも3.5cmも短かったのです。

Hightide MFG / Powdair156 接雪長:1140mm
Burton / Custom154 接雪長:1175mm

実際にHightide MFGを手にした感想は、「ちょっと重い」。
普段、右手に板を持って山に向かって歩く時、これまでのカスタムよりもHightideの方が重く感じました。

平らなところで、テールプレスしたり、180したりすると、振り回しやすさの点でもやや重く感じました。

だけどスピードを出してカービングターンすると、その安定感の高さは抜群!
キャンバータイプのカスタムも、カービングには強い板ですが、Powdairはそれ以上のストロングさ。すぐに実感できます。

これは、僕に限らずHightide MFGをご購入された方、乗った方の感想を見てもわかりますが、スピードには強い板なのです。
アイスバーンでズラさないといけないようなシチュエーションでも、板の方がから「大丈夫。ズラさなくてもいいよ。もっと行こうよ!」と誘ってくれる感じ。「お前、本当に大丈夫?」
「大丈夫だよ。僕はこれしきのことでズレないから。」と。

あと、驚いたのは、なんと言ってもその滑走性能。高いP-TEX素材を使っているだけあって、メチャクチャに走る。
普段、僕は迂回コースでよく体格の良い方に抜かれることが多いのですが、Hightide MFGに乗ってからまず抜かれなくなりました。

ウィスラーの頂上のピークに行くと、メインエリアに戻るのに長い平な迂回コースがあります。どうしても2か所止まってしまようなところがあるのですが、そういうところでも止まらずに走ってくれました。

一方でこの高い素材の滑走面は、ワックスの抜けが早いのでワクシングをマメにする必要があります。また僕が選んだブラックのベースは、ホワイトやグレーよりもワックスの抜けた部分が白くなって目立つので、そういった意味でもこれまで以上にワクシングをマメにするようになりました。一見、面倒なことですが、むしろ愛板のために楽しい作業でもあります。まるで面倒が掛かる子供だと愛着が増していくように、世話を焼くボードにも愛着が沸いてきます。

ヒッツでのジャンプもしやすくなりました。
板は走る。特にヒールサイドでのエッジグリップ能力が高まったという点から、カカト側での壁のジャンプがやりやすくなりました。

もちろん高速でのカービングも申し分なしなので、これまで以上にガンガン飛ばして安定感があります。まるで高速道路で高級車に乗ったような安定感。スピードを出してもスピードを感じさせない性能が、この板にはあります。

そんなPowdairですが、何度も伝えるようにHightide MFGの中では決して、尖った特徴を持つ板ではありません。
例えば、パウダーでツリーを攻めるならHippy Slasherがいいだろうし、カービングやバンクドスラロームのような求めれば、Unimogの方がいいのです。

気づいてみたら、もうHightideにしてから60日間ほど経ったようです。
最初、ちょっと重いかな、と思った感覚はもうなく、これまで自分が得意としていたエアートリックにも支障を来たすことはありません。
これまで通り、メソッドもインディもジャパンも楽しめます。ポコジャンのスピンも問題ありません。もちろんスイッチ・ライディングも行けます。

Powdairは、Hightide MFGの中でもおそらく最も中間的な板だと思います。
普段、ライダーのルーブ・ゴールドバーグもPowdairに乗っているところを見かけます。
アカーシャもシーズン中は、Powdairを乗っていますね。最近、バーンが固くなってUnimogも乗っていたりしますが。

カナダ産のメープル素材で作られたHightide MFGは、これまでスノーボーディングを愛し続けていた方に、予想通りの反発やトーションを見せ、かつ力強いライディングを提供するでしょう。固くもない、柔らかくもない。上級者にとってはマイルドな反発力を発揮し、心地よいスノーボード空間へ誘ってくれることでしょう。

こんな人にオススメ
・カービング、パウダー、自然地形ジャンプを楽しみたい人
・世界で一本のデザイン板に乗りたい人
・速い滑走面を求めている人

こんな人はイマイチかも
・板が踏めない初心者~中級者
・軽い板、グラトリ的な遊び中心の方
・女性の方(まだ女性用のサイズの板がない。)

レポーターデータ
165cm 58kg
スタンス 54cm  F12 R -9

 

お問い合わせ先
(株)フィールドゲート
ディーエムケー・グローバル事業部
Tel: 03-5825-8187
e-mail: info@dmksnowboard.com

※Hightide Mfgに関するくわしい内容は、以下をクリックしてご覧ください。


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