First Children 終了

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2000年代日本のスノーボード・シーンを牽引して来た、First Childrenの活動が終了。
その思いを代表の佐藤 康弘が自身のフェイスブック上で語った。

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First Children Movie シリーズを応援していただいた皆様へ

歴代関係者の皆様、スノー業界、音楽業界、一般媒体で大変お世話になってきた皆様へ

近年First Childrenは精力的に活動をできていないのはご存知とは思いますが2017年3月いっぱいを持ちまして正式にFirst Childrenの活動を終了致します。
1996年にはじまり2017年まで活動できましたのは皆様の応援とご協力なくしては不可能でした。「俺達はここまでできる!」という思いをムービーで表現してのし上がる事が最初の動悸でした。はじまりから数年経ち、ライダーのみんなのおかげで人気が爆発しだした2000年以降はFCムービー制作活動は日本のスノーシーンの新しいムーブメントとなりFCは常にその中心にいました。そしてスポンサーブランド各社様、専門誌の皆様のご協力もあり沢山の一般スノーボーダーに認知され、支えられ、「人気」を原動力とし活動させてもらえました。

チーム創設期から黄金期を経て後期となります。20年の活動でどこが何期というのは明確にはございませんが、今までリリースしてきた作品はそれぞれの時代で沢山のスノーボーダーが見てくれて大きな影響を与え続ける事ができました。
長く活動するなかで沢山の言葉をファンの方々から貰います。その中で僕が一番うれしかったのは「FCは僕の青春です」という言葉をファンの方達から貰った時です。自分たちが好きなことを好きなだけ思い、考え、行動し、表現して生み出したものが誰かに影響を与える。スノーボード=表現者が全盛の僕らの時代としては最高の言葉です。

また、沢山の楽曲提供アーティストと熱いコラボレーションができた事でムービーの中のライダーのキャラをより表現させて貰えました。
FCムービー制作関係者の皆様におきましては一人一人出会ったタイミングで違いますが20年前から今、数年前から今、皆さんの取り巻く環境は随分変わったとおもいます。時の移り変わりと共にスノーシーンも常に変化しています。しかしスノーボードという遊びは人と人を繋ぐツールである事はいつまでも変わらないと思います。FCというコミュニティを通し僕は沢山の方々に出会えました。今もお付き合いがある方々、活動場所が変わったりして滅多に会えない方々、色々な状況で疎遠にならざるを得なくなってしまった方々(僕の不徳の致すところ)一人一人皆さんに出会えた事が財産であり、逆にそう思って頂けたら幸いです。

FCが人気でた後、僕が表現したかったのは滑りとプラスアルファの部分。その人のキャラであったり、楽曲の持つ意味であったり、スノーボーダーでいる事は楽しいぞ!という価値観です。FCを応援してくれている沢山の皆さんはこの部分をFCに求めてくれていたと思いますし、僕自身はそんな皆さんにむけて創っていました。

20年間で沢山の仲間とムービーを創ってきました。現役でバリバリ滑ってる人たちは引き続き頑張って下さい。そして20年前から続くFCに関係してきた先輩ライダーや関係者の皆さんの恩恵を少なからず受けていることを忘れないで下さい。
First Children Movie シリーズは最高でした!
本当にありがとうございます!

皆さんには一生感謝致します。

佐藤康弘
First Children Movie シリーズ及び関係商品の販売は4月いっぱいをもちまして全て終了致します。在庫が無いタイトルもありますが、最後にあのタイトルが欲しいな!などありましたら下記のweb shop をご覧ください。
http://www.first-children-shop.jp/products/list.php…
Posers productions Inc

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