Anon 親会社Burtonお膝元へ戻る

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スノーボード界のリーダー・ブランド、Burtonから生まれたブランドはAnalogを代表にするようにいくつかあるが、ゴーグルやサングラスでお馴染みのAnonもBurtonから誕生したブランドである。
そのAnonのオフィスが、カリフォルニアからBurtonお膝元であるバーモント州バーリントンに戻ることになった。

もうパーティタイムはおしまい!?

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その背景には、ここ1、2年のアメリカでの急速な不景気の広がりによる売り上げダウンがあるようだ。オフィスを一本化することで、コストダウンすることが考えられる。

また、Anonはサングラスもやっているが、ゴーグルのビジネスの割合が大きく、そのためテストなど頻繁にできるバーリントンの良いということもあるようだ。
実際、今回のバーリントン引越しのことを発表したAnonナンバー2のJeff Gilberti氏は、「Anonが誕生したバーリントンに戻って、ベストなウィンター・プロダクトを作ることができる。」と発言している。

バーリントンは、Burtonが生まれた場所であり、またハードグッツをテストする場所として機能しているのだ。

サングラスというと「カルフォルニア」というと響きが良いが、ハード的な要素で確かな商品作りという点では、東側にあるバーリントンの方が適しているのだろう。

かつてBurtonは、西海岸から生まれたSimsにライバルと言われた時代があったが(注:80年代から90年代前半頃まで)、西の遊び心に対して、東の謙虚な真面目さで『確かなモノ作りと確かなビジネス』という点で打ち負かしたことがある。

今回も一度は、遊びたがりの我が息子Anonくんに一度はカリ(フォルニア)に行かせて、サングラスという華やかでカッコいい事業を拡大させようとしたけど、そろそろお前も戻って来て、地道に良いゴーグルを作りなさい、いうことなのかもしれないね。


http://www.anonoptics.com

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