日本最大のスノーボード系展示会、SBJとインタースタイルは昨日閉幕。折りしも不況を叫ばれる昨今の中での開催だったが、まだこの不況の風はウィンター・ビジネスには影響を及ぼさなかったのか、会場には例年通り多くの業界関係者が訪れたようだ。
しかし、これまでスノーボードの展示会を担って来たSBJは、空きスペースが目立ち、出展ブースが少なかったのはあきらかで、寂しさを感じた。スノーボードの主力ブランドであるBURTON、FORUM、DCなど自ブランドで個展を開く傾向もあり、SBJの意味合いがやや薄れて来た感はある。
それでも、K2、RIDE、YONEX、OAKLEYなど人気の大手ブランドもいて、特に大手ブランドほど賑わっていた様子だった。
またDEELUX、UNIONなど扱うカスタム・プロデュースのブースもいつも人がたくさんいて元気な印象を与えた。
本日は、そのSBJのブースから最新ギア情報をお届けしよう!
YONEX
頻繁に行う試乗会などを通して地道に確実に国産最強の地位を築いて来たYONEX。
多くの注目モデルがある中で、今回は五輪へメダルの期待が掛かる青野令のモデルを紹介しよう。
すでにワールドカップでお馴染みのグリーンのウェアーとレッドのパンツは、来季五輪効果もあった要注目。
シグネチャー・ボードの赤い人影は、青野とナショナルチームの綿谷コーチの合作によるデザインだとか。
オリンピック・イヤーだけに日本中から注目を浴びそうなモデルだ。 |
MOSS
1980年代からスノーサーフィンとして、長くスノーボードをリリースして来たMOSS。まさに日本のスノーボードの父とも言えるブランドが、その原点に返るパウダーでサーフ感覚で楽しむスノースティックのモデルがリリースされることになった。
1980年代にリリースされたV1モデルを継承するようなテール寄りのスタンス、またトップが浮いているモデルだ。あのV1ボトムの感動が蘇る。
日本スノーボードを牽引して来たMOSSの懐かしい乗り心地が復活する! |
RAGE EYE INTERFACE
藤田一海やゴッチなど新鋭からカリスマまで国内注目のライダーたちを揃えるRAGE EYE INTERFACE。
今回は、1年半の研究歳月を捧げて作られた9面のゴーグルを紹介しよう。
なんと言っても売りは9面による視界の広さ!
また、上部は通風性がひじょうに良いような作りになっている。
デザインのカッコ良さを保ちながら、見事に機能面を向上することに成功した注目のモデルだ。
ゴッチ自ら開発、プロデュースに加わった自身の一品が完成! |
最新ギア・チェック速報をまだまだ明日も続くぞ。どうぞ、お楽しみに!