フロント・リップ270アウト
フロント・リップは、擦りアイテムを正面からまたぎ越してバックサイド・ボードスライドのように擦る技。バックサイドで擦っているので、一見すると「バックサイドなになに」という技になると思われるが、そうではない。フロント側から入っているので、フロント・リップスライドという技名になる。
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このトリックの基本は、見ての通りバックサイドで擦っているので、バックサイドボードスライドがうまくできないとならない。初めてボードスライドする人の多くは、後ろに体重をかけてエッジを抜かしがちだ。ハイバックに寄りかからないように、しっかりとフラットで乗るようにすること。
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乗ったところでボードはフラットに
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またアイテムに乗る時にトゥで蹴るが、その時に前のめりになりやすいので気をつけよう。
フロント側からジャンプして乗ったら、アイテムのエンド(終点)を見ながら後ろ足に体重を乗せていく。ここでしっかりと後ろ足にプレスができることで、スタイルの良し悪しが決まるだろう。
乗ったら270アウトのため、上半身を後方へ回す先行動作を行うこと。
そしてエンドのところでボードのテールをポップさせて、バックサイド側に270回して着地。
アイテムをまたぎ越して乗るジャンプ技術、アイテムを擦る技術、そしてバックサイド側に270回して着地する技術が必要で、それぞれのテクニックをしっかりと習得することで、このフロント・リップ270アウトができるようになる。
ジブ技は、乗るところが最も難しいので、普段のフリーライディングもポコジャンにより、ジャンプして乗るという感覚を習得しておこう。
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