【COCレポート】ピープルセッションでシモン決めまくり

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注目のピープルのシグネチャー・セッション2日目、ピープルのレールセッションが行われた。そこでシモン・チェンバレンが誰よりもトリックを決めまくった!

Photo & Report: Fusaki IIDA

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ピープル・セッションで存在感を出したシモン。

セッションに選ばれたレールは、COCジブ・アイテムの中でも最も長く、しかも上部はフラットでなく丸。逃げやすいが決めにくいレールで、乗り心地、決め心地が良いアイテム。
ピープルクルーがジャッジを行い、このセッションで活躍したキャンパーがフーディなどのプレゼントを受ける。
ただ、ピープルのライダーたちもただ見ているだけではない。映像用にシモン・チェンバレン、ジョー・セクストンも積極的にセッションに参加したのだ。
残念ながら注目のジェレミーは、ハイクせずにジャッジングに専念。このへんは大物感が漂うところ。
JPもセッションに参加しなかったが、率先してレールの乗り場の雪を整備したりして、相変わらずいい人オーラが全快だ。

シモンのウォーミングアップ・トリックはバックサイド側からインしてのノーズプレス。大きな身体をおもいっきり前に持っていくいつものスタイルで決めてくれた。
ジョーもシモンと同じトリックで挑む。シモンよりも上半身を前に出さないが、前ヒザをしっかりと曲げて程よく軸を保つ姿は、さすが次世代ジバーの旗頭。

ところがジョーの方は、レールの端までしっかりと擦り抜けない。
スタイルは抜群だったがメイクできないので、何度も同じノーズプレスにこだわった。
一方のシモンは、バックリップに移行。こちらも一発でメイクに成功。
前日にシモンは、同じレールでセッションしたこともあり、慣れているようだった。

だけど、シモンは前日、「このレールは僕にとっては難しい。普段、もっと高いのに乗ることに慣れているから。インする時、低いからやり難いんだ。でも、それは言い訳だね。しっかりとアジャストしなくちゃ。」とコメントを残し、その言葉通り、見事にアジャストして来た。
決め具合も気持ちいいのだろう。楽しそうに足早にハイクをした。

さらにシモンはこの後、テールロックを完璧に決めて、セッション・ライダーたちから大きな声援を受けた。
あいかわらずスタイリッシュで、「何ができた」ということよりも、「トリックのスタイルを深める」ということに重点を置くシモンの姿勢。その姿にセッションにいるスノーボーダーたちも影響を受けているのだ。
レール・セッションはまさにシモン劇場という感じだった。

日本人では、小川凌稀が参加。リョウキも海外ライダーに負けないカッコ良いスタイルで、バックリップや擦りながらグラブを決めるトリックを狙っていった。JPやジェレミーなどの大物が見守るセッションで、存在価値を示すことに成功したようだ。

   

スタイルは抜群だったが、なかなかメイク仕切れなかったセクストン。

小さいながら体全体でスタイルを表現するリョウキが存在感を示す。

 

     
パイプ上部に設置されたアイテムでジャンプしてインするEマン。 今年からヘッドコーチになったダフィシーも元気にトゥイークを決めてくれた。 華麗にトゥイークを決めたのはかつてのスター、ショーン・ジョンソン、現在Stepchild社長。


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