【コーチ・コラム】練習、勉強は、実戦的でなければいけない

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文:高石 周

私の現場では、できるだけ実戦(目標とするレベル)をイメージさせて練習をするように指導しています。
よくあるのは、基礎を教えると基礎の完成度を上げることが最大の目標になってしまうことです。

人間の感覚、周囲の環境は常に動いているので、パフォーマンスは常に細かなところで修正を加えないといけません。
ですから毎日基礎が完璧!なんて日は続かないのです。
ですからこれ(小さなズレの修正と完成度)に囚われると、ここから抜け出せません。

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海外のプロライダーの動画を観ればわかりますが、細かいところまで見れば雑な部分はたくさんあります。
しかしトータル・パフォーマンスが高い!
あくまで詳細の微調整は、この大きな目標(トータル・パフォーマンス)達成の為のものであることを忘れてはいけません。
小さなところ(スノーボードの抜けなど)に少しのズレがあっても、他(スノーボードの空中、ランディング)でカバーしていれば、全体で見た時のパフォーマンスは良いはずです。
ズレ幅が小さくなったら、そこで次のステップに進む気楽さがほしいものです。

選手の練習でも、基礎(方法)をした後はその日の内に必ず目標(目的)としているトリックを試すことは忘れてはいけません。
職人気質の日本人によく起こってしまう「方法が目的(目標)になること」はあってはいけないのです。
「目的(目標)」の為の「方法」であることはぜったいに忘れないことですね。
小さな細かいこと(キッカーで大切なのは抜けのクオリティーのみ!とか。。。)に囚われて前に進めなくなるのは、大きな視野でトータルパフォーマンスを考えらなくなっているということ。
そういう選手は本番で結果を出すことが難しいのです。
今一度、北米のライダー達の動画は細かなところで雑ですが、結局トータルでは素晴らしいパフォーマンスを見せています。
何のための基礎練習なのか?こだわり過ぎて盲目にならないこと!
没頭することで周り、最初の目的が見えなくなるのは避けたいですね。

(続きは以下から)
http://sportscoaching.blog72.fc2.com/blog-entry-452.html

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