【コーチ・コラム】カナダのスノーボードターン技術?

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文:高石 周

最近「スノーボードウィズ」のレッスンはずっと中級フリースタイルレベルだったのですが、フリーライディングが上手くなりたいというリクエストが必ず出ます。
そうするとまずどんなところでもキレイなターンをして下りてきたいと思うようです。
そしてまずはターンのレッスンとなるのですが、大抵はこの基本となるところから必ず修正することになるんですね。
では見ていきましょう。

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随分前にカナダのターンメソッドの基本「5スキル」をご紹介しましたね。
今回は「5スキル」ピラミッドの土台となる最初にチェックしないといけない重要なスキルをより詳細までご紹介しましょう。

1.「Stand & Balance」

復習になりますが、運動するための基本となるのは「姿勢(立ち方)」です。
人間が効率良く体を動かすには、パフォーマンスに合った体軸の角度や、関節の角度、重心の位置などがあります。

まずは立ち方を分析する4つの要素を紹介しましょう。

? 左右バランス
「ノーズ ⇔ テール」側へのバランスです。
よくある失敗例は、初級レベルに起こる「体軸の後傾」。
中級レベルでも起こり得るのは「前足荷重のターン」によるターン後半での大きな板のズレ&転倒。
上級レベルで起こり得るのは「スピンの抜け」でのノーリー。

? 前後バランス
「トー ⇔ ヒール」側へのバランスです。
よくある失敗例は、初級~中級レベルに起こる頭がトー側に倒れ、お尻がヒール側にはみ出す状態。
板の幅に対して頭と腰が大きくはみ出すので、やじろべー状態(逆三角形)です。
上級レベルではジャンプのアプローチでの頭がトー側に倒れる状態。
これは見えている視界が斜めなので、耳の奥にある三半規管に影響しバランスも保つことを難しくなり、抜けでも軸が傾いて飛んでいきます。

? 上下バランス

姿勢の高さです。
これは後程「足場と重心の関係」で説明します。

? 回転バランス

パフォーマンスに合った方向を向いているか?ということです。
パフォーマンスを邪魔するよくある例として、ターン方向と逆に体を捻ることがよく見られます。
左にターンする場合は下半身から同じ方向に捻り、それに上半身が付いてきますが、ここで上半身を反対回りに捻ると下半身は十分進行方向に先行動作を入れることができません。
ジャンプでスピンを掛けることも同じことです。  

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