国広直也プロ、最後の五輪に賭ける

dmk浪人シリーズではお馴染みの国広直也プロが、最後の夢を懸けてスノーボード・クロスで五輪出場を狙う。この冬は、ウィスラーで現役生活最後の猛特訓だ。

大きな体で豪快なライディングをする国広プロは、元々プロ資格を取れたのもボーダー・クロスでの成績が認められたからであった。ここ最近はずっと雑誌などのハウツーで、フリースタイル的なことを出していたが、この大きな体を生かした種目はなんと言ってもクロスだろう。海外で培ったライディングは、日本ではトップ・クラスであることは間違いない。しかし、ワールドカップでは日本人最高位に入ったことがあるが、日本人だけの大会では意外にモロい。というのも、もともと海外の自由な環境で育っただけに、日本の大会独特の雰囲気に飲まれてしまうようだ。そこで、メンタル面での強化が必要になるのだが、さらに今年はビデオ分析して自分のライディングの欠点を徹底的に検証し、そこからスピードを出す法則を探すという。20代後半に入り選手選考ではどうしても若手よりも魅力が薄れてしまうだけに「オレが日本一」という堂々としたタイムを出さないとならない。そういった厳しい中で最後に夢に懸ける直也を期待したい。
(この夏、ニュージーランドでウインテック留学プログラムで雪上ディレクターをしつつ、マメにジムに通い、また山では豪快なライディングをしていた直也)