パパさんボーダー憧れのレジェンドに会いに行く

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一児のパパさんボーダーがm憧れのレジェンドライダー、ジェイミー・リン&ブライアン・イグチに会いに行った。
3月3日北海道・札幌で開催されたVOLCOM PRESENTS「MT.GUCHLYNN」アート展にそのレジェンドがやって来たのだ。このアート展の模様がよく書けているレポートが来たので、ご紹介しよう。

暖冬な今シーズン。
一児のパパさんボーダーな俺はただでさえ滑りに行ける機会が限られているのに。
高速代金使わずに行ける財布に優しい、身近なゲレンデは2月でもう土だらけ。
スノーボード馬鹿な自分にはひじょうに厳しい冬だった。

そんな今冬・・・
唯一の楽しみは発売日に買うスノーボード雑誌を手にすることくらいか。
ふっ、と自宅で雑誌を隅々まで読みまくっていると。片隅に何やらイベント情報が。

まず場所が目に付く。・・・「北海道」!?遠いな、無理。
次に目に付いたのは。
!!
「ジェイミー・リン&ブライアン・イグチ来日」
1秒後には子供を抱っこしてるかみさんに頭を下げている自分がいた。
ジェイミーが来る!!北海道へ行きたい!と。

「ジェイミー?イグチ?」って方!
今の官房長官の名前はわからなくてもスノーボーダーなら知っておくべきレジェンドライダーだ!
共に今のスノーボードの世界を築き上げたライダーたち。他にもたくさんいるけれど。
映像タイトル:TB1・2だとかTHE CAMPとか。日本でボードが大流行した辺りならBROTHER HOOD(1997年)とか。
その前後からスノーボードやってる人にはスーパースター、ヒーロー的な立場のライダーだ。
ヒーローがやって来る!!会える!!
そうなったらどうですか?
小さい頃、遊園地や市営ホールとかに特戦隊シリーズのショーとか行ったハズだ。色紙にサイン貰って。写真撮って。
その興奮が鮮明に蘇ったかどうかは別だけども。
その時のような衝撃&興奮したのだ、俺は。行くしかないって。

平凡な一般家庭に修羅場があったかどうかはご想像におまかせ。
何はともあれ単身、北海道へ飛んだのだった。

3月3日 北海道・札幌 VOLCOM PRESENTS「MT.GUCHLYNN」ってアート展へ

会場は普段は洋服や家具などのインテリアを扱っている感じのショップでカフェ&バーみたいな作りでおしゃれ。ちょっと落とした照明がまたいい雰囲気。
富山からは日に2本しかないフライトなもんでOPENより早く到着し過ぎてしまった。薄暗いガラス張りの店内を覗いてみたら・・・
いた!!いたんです!!本当に来てるよ・・・。
いきなり目の前で取材を受けてるブライアン・イグチがっ!!奥にはジェイミー・リンが!!
人通りの少ない路地から店内を覗き込むオレはかなり怪しい人物だっただろう。

ちょっと札幌市内をブラブラして再度会場へ。
どきどき。かなりドキドキ。
店内に入れば御馴染みのタッチのグラフィックがずらり。よくみれば1つ1つの筆の跡が。ボードやポスターでは平面的だがこうやって直に見れると立体的に見える。
さらさらっと書いてしまうのか。何日も時間をかけて描くのか。絵を見るだけで想像が沸く。
そしてヒーローとの対面!!
ディープインパクト!!
片手で撮れる携帯電話の写メでは恥ずかしながら手が震えてピンボケでしか撮れない。
1人焦るが、時間はたっぷりあると言い聞かせ、バックパックからデジカメ取り出し撮り直す(笑)
手ブレ防止機能を初めて最高な機能だと実感できたのだ。
全身緊張で震えながらもサインも写真も撮ってもらった。

ジェイミーはものすごく穏やかな人物。怒ったことがないのでは?というくらい。誰にでも嫌な顔一つせず接してくれる。
実際の彼の雰囲気とはまた違い、すでに周知の彼独特のタッチで濃くて存在感のある絵が多い。独特なテーマを持っている。
女性を描いたガールシリーズはボードグラフィックとしても多く出ているのでボードショップなどで見たことある方も多いでしょう。
裸体なのに変にいやらしくないのは独特の色使いにも関係があるのかも。
母(女性)なる大地=地球=青いってインスピレーションからガールは青やグリーンが多いのかも。これは個人的見解だけど。
その辺、せっかく本人に会えたから聞きたかったけど。オレの英会話能力の限界を超えていた(笑)

イグチはひじょうにひょうきんでビール好きなのだ。ジェイミーとはまた違うタッチの絵を描く。
淡い色使いで自然の景色や動物をテーマにしたものが多い。線(ライン)と円(サークル)の組み合わせが特徴では。
イグチはブルース・リーを尊敬しているのはマニアなら知っているかも。対極というか、その辺りの真髄から円が散りばめてあるのかも。全ては自然体だと。
描かれた動物もトナカイや鹿、牛などおそらく彼のライフスタイルや周りの環境に密接なものばかり。動物も綺麗な色使いで。全てが優しく笑っているかのよう。
まるで明るいイグチ自身が動物になったような感じだ。

来場していた客層は様々。VOLCOMが好きで来ている人、ジェイミーやイグチに会いたくて来た人。仕事帰りのスーツの方も。
あとは札幌周辺のショップの方や滑りに行った帰りでウエア姿の人なんかも。目的は違うところもあったかもだけど。
グラフィックの前ではみんな足を留めて見入っていたり、写真を撮っていた。みんなそれぞれ何かを感じたのではと思う。

とても貴重で。最高な1日でした。

今回SNOWシーズンなのに北海道へ行きつつ滑らなかった。
唯一、時計台には寄ってみた。あとは密かに空港でだけど生ウニ丼大盛り食べた(笑)

情熱って忘れてないかい?
スノーボード始めた時は転んでも楽しくて何度も立ち上がりターンができただけで最高だった。
いつしかジェイミーやイグチのようにうまくなりたい、カッコ良く滑りたいと憧れのヒーローの存在ができた。
ジェイミーにイグチ。彼らはもう10年以上、前からスノーボードに出逢い、続けている。
若かりし当時はビデオにもバンバン出ていたし、繰り出す技自身もガンガンにイケイケだった。
10年以上経過しても彼らは情熱を持ち続けている。そのライディングスタイルは久々登場のVOLCOMの映像では完成の域に達している。
そしてなお、ジェイミーは映像では露出は少なくなったがスノーボードの情熱をアートに向ける方向で見事に表現しているし。映像が出たならばこれまた彼自身のライディングスタイルでがっつりパートに残すほど。
イグチはライディング面ではジャクソンホールをホームとしてゲレンデに飽き足らず、世界の山全体を相手に滑っている。人工的な場所ではなく、自然の山へ
情熱を向けたのだ。自然と自然相手に向き合っていった、というべきか。
二人とも今も当時と変わらない情熱を抱いている。
オレはプロじゃないけど、年数だけなら10年以上スノーボードを続けて楽しんでいる。
ゲレンデならどのコースも滑れるしバックカントリーにだって毎年出向く。それだけ魅力があるから続けてるけど。
ただ、滑っているだけだったかもしれない。自分自身の中の当時の情熱は果たして!?
今回の事で自分自身、その行動力にはビックリ。
滑るってだけのスノーボードだけでなく、スノーボードの魅力のひとつから、今回の行動に繋がったのではないかなと思う。
好きなライダーがやってくる、グラフィックが見れるってことだけだったけど。
一大奮起した理由というかそこまでの心の高揚。
ある意味、それも情熱かなと。なんだか忘れかけていたものを思い出したようなイベントにもなった。

・・・今度滑りに行く時には何かが変わっているかもしれない。

何事もきっと・・・、

よし、やってやろうって気持ちが充実を・・・。
いつまでも、持っていたいね、情熱を・・・。

いつか夢見たヒーローは。
まだ貴方の中に鮮明にいるはずだ!!!

KEEP SNOWBOARDING!!


http://www.volcom.com/