テリエ・ハーコンセンがオリンピックを嫌う理由

アメリカのSNOWBOARDマガジンが興味深いテリエ・ハーコンセンのインタビューをアップしているので、ご紹介しよう。
インタビューは、とても長いもので、オリンピックだけのことを語っているのではなく、テリエがスノーボードを始めた時にどんなライダーに影響されたかなど、テリエのヒストリーも紹介する内容だ。(以下、記事ページへ)

http://snowboardmag.com/stories/personalities/the-olympic-issue-terje-haakonsen-interview

とりわけ紙面を割いているのは、テリエが語るオリンピックのこと。
どんな経緯で当時あったスノーボード国際連盟IOCがつぶされ、FISが何を求めてスノーボードに食指を伸ばしたのか、語られている。
テリエ・ハーコンセンがオリンピックを嫌う理由が紹介されているのだ。

オリンピックのことについて語り始めた冒頭部分を訳したので、ご紹介しよう。

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オリンピックのことについて。

アクションスポーツは、コマーシャル価値があるよね。
だから、オリンピックにとってたくさんのお金を生むアクションスポーツがほしいんだ。
みんな知っていることさ。
あいつらは、商業的な関心があるけで、実際にそのスポーツはわかってはいない。
本当にそのスポーツをわかっている者が、そのスポーツをより良くすることができて、彼らの試みがスノーボード・ライフをより向上することができるのに。
すべてはスポーツ政治の駆け引きと、商業的な関心だけ。
また、トップレベルは、スキーヤーによって運営されている。

私はあまり事情がわかっていないのですが、オリンピックはスキーヤーがスノーボード種目を運営しているんですよね?

そうなんだ。インターナショナル・スキー・フェデレーション(FIS)がね。
何が起きたかというと、「おお、これはテレビでの見栄えがいいね。これ、ほしい!」ってことになったんだ。
スノーボードは、数少ない公開競技なしに正式種目にいきなり採用された種目。
通常は正式種目に入るために書類を提出し、認可を取得し、大きなプロセスを経る必要があるんだけど。
FISは、IOCと同じ穴の狢、いっしょにディナーに行って、いっしょのベッドで寝ているんだ。
そこで、「オレらであのスポーツ乗っ取ろうぜ。凄えお金生むし。」って感じさ。
だから、FISはノルディック・スキーに、クロスカントリー・スキー、アルペン・スキー、そしてスノーボードってかい!?
やつらは、さらに知識や人も買い取る。

以前あった実話をしよう。
スノーボーダーたちが作り上げた国際スノーボード連盟、ISFは恐喝にあったんだ。
FISがヨーロッパの大きなテレビ局に、もしISFが行うスノーボード大会を放送したら、今後ノルディックやアルペン・スキーを扱えなくなるぞ、って。
もちろん、テレビ局は、自分たちのメイン・コンテンツを失うことはできなかったら、従うしかなかったんだ。
このことはISFにとってテレビ放映ができない大きな痛手となった。大きな団体がテレビ局なしに運営することは不可能。
そう、連中はISFを殺したんだ。
そして、今、FISはTTRにも同じようなことをやりに来ている。

Featuring Terje Haakonsen in a wet plate portrait on the cover, Volume 10.4, The Olympic Issue, brings you up close and personal with everything Olympics. Inside you’ll find the controversial interview with Terje himself about the effect the Olympics has on snowboarding, along with a look at how far snowboarding has come since its Olympic inception and much more.

Read the full interview with Terje here: snowboardmag.com/stories/personalities/the-olympic-issue-terje-haakonsen-interview

Cinematography: Lane Power and Kyle Schwartz
Additional footage provided by Burton.
Edited by Shane Dowaliby