スロープスタイル種目が五輪から消える!?

なんと、ソチ五輪で新種目として採用されたスノーボードのスロープスタイルが、消滅するかも!?
最初で最後になるという洒落にもならない報道が、アメリカの五輪放送でお馴染みのNBCからリリースされた。

(以下、記事ページへ)
http://olympictalk.nbcsports.com/2014/04/13/slopestyle-snowboarding-injuries-olympics/

news140416g
(確かにケガ人は出たけど・・・)

記事の内容によると、ソチ五輪での負傷率があまりにも高く、特にスキーとスノーボードのスロープスタイルでの怪我がひじょうに高かったということで調査しているとのことだ。
ショーン・ホワイトは、スロープスタイルを棄権。トースタイン・ホグモは練習中に鎖骨を骨折。カナダで金メダルを期待されたマーク・マクモリスは、五輪前のXゲームでろっ骨を骨折したとある。

この種目の危険度を調べているのが、IOCで科学的な活動をしているというLars Engebretsen氏。
氏は、ケガ人が多かったスロープスタイルに注視し、今後の競技運営にあたり改善点などを調べている。

ここからは、DMK見解です!

そもそもスロープスタイルが、五輪種目に選ばれたのはIOC側の身勝手な儲け主義から来ているとも言える。ウィンタースポーツはサマーオリンピックよりも競技数や競技人口が少ないので、なんとかウィンターを盛り上げようと、やや強引な手法でどんどん新種目を誕生させているのだ。

その結果、スロープスタイルが五輪に採用されたのだが、今回のソチという場所は、スノースポーツには適さない温暖な環境だった。ソチに行った誰もが、東京よりも温かいと言ったほどに。
そんなソチに五輪を開催したのが間違いと言えるし、その上、コース作りをXゲームやUSグランプリなど実績あるパーククルーに頼まずに、ニュージーランドのパーク・クルーにお願いすることが間違いの元に。結果、選手がクレームを付けるコースになってしまったのである。

ショーン・ホワイトは、スロープスタイルから逃げたという報道があったが、実際のところは、そのこと以上にショーンがパイプの難コンディションにエネルギーを費やすことになってしまったから。パイプだけに集中せざる得なかったということのようだ。つまり、スロープスタイルのコースが危険という以上に、パイプに専念しなければいけなかった状況が生まれたということ。

また、トースタイン・ホグモの怪我をした場所は、最初のジブ・アイテムでやってしまったもの。それは、トースタインの不注意であり、不運というところが否めない。それがあたかも選手の「コース危険」クレーム記事と重なった報道があったが、実際に選手たちが指摘したのは、最後のジブ・アイテムから最初のジャンプまでの距離の短さ。スロープスタイルのコースが危険なのではなく、ソチ五輪のスロープスタイル設計にクレームを出したのである。

確かにマーク・マクモリスが、Xゲームというスロープのコースでは良質な舞台で怪我を追ってしまったが、マクモリスにしてもこれまで何度も何度も出場したスロープスタイルでたまたま怪我をしたということに過ぎないだろう。

ようは、まともに寒いスキー場で、XゲームやUSオープン、USグランプリのようにいつもように、良いコースを作ればかなりの確率でケガ人は防げたのである。

しかも、勝手に五輪種目に上げておいて、今度はよくわかりもせずに五輪種目から外すかもしれないなんて。この種目で五輪を出場する選手たちとその周りの関係者、それを応援する人たちも含めて、「いい加減にしろ!」って気分だろう。
どこまで、IOCはダサいのか。あまりにも驚きを隠せない報道だ。