これがShorty’s幻の4シーズン目グラフィックだ!

90年中盤から後半にかけてデバン・ウォルッシュ、ケビン・ヤング、クリス・ブラウンなど当時最強のライダーを揃えて、一世を風靡したShorty’s。あれほど人気があったブランドなのに3シーズンで消滅してしまった。4シーズン目のモデルは、遂にこの世に登場することなく葬り去られたが、その幻のグラフィックが、当時のライダー、ケビン・ヤングの自宅にあった!

これは先日、PEAK撮影のケビン・ヤングのインタビュー時に出て来たものだ。
チーム・モデルが150で、デバン・モデルが152、ケビン・モデルが154、ブラウナー(クリス・ブラウン)モデルが156の長さになっている。
シンプルだが、ひじょうにカッコいいデザインだ。

Shorty’sは当時、カンパニー内のトップの人事異動があり、急なビジネスの方向転換があったようだ。
その時に、広告代価に対して成果が上がらないスノーボードの事業を切り離してしまった、とのこと。
ケビンは「これから盛り上がろうとしていた矢先のことで、急なスノーボードの撤回は残念だった」と回顧した。

確かにあの当時、スノーボード業界にいる者にとって、あれだけカッコ良いイメージで売れていたShorty’sが撤退したのは不思議な感じだった。TOYOTA BIG AIRの初期時代に来ていたデバン、ケビン、ブラウナーは日本でも大変人気のあったライダーたちだ。Shorty’sというブランドに魅力を感じていた人も少なくなかったハズだが・・・。

しかし、一方で90年初期から中盤に行ったスノーボード・バブルも弾ける頃で、雑草のごとく次から次へと新ブランドが出ていたスノーボードのメーカーか淘汰される頃でもあった。Shorty’sのスノーボード撤退は、そんな時代の象徴的な出来事だったように思う。

この後、スポンサーを急に失ったケビン・ヤングは、アトランティスへ、そしてプロの活動を辞めていくことになる。
クリス・ブラウンはBurtonに行き、Salomonに行き、そして今はOptionだ。
デバンにいたっては、みんなが知っているようにForum台頭時代の担い手となり、最近は衝撃なDCへの移籍。

歴史に「もしも?」はないというが、「もしも今でもShorty’sがあったら?」どんな展開になっていたのか興味深いものだ。


これが幻のShorty’sの4シーズン目グラフィックだ!ああ、これ買いたかったという方も少なくないのでは?