【COC Report】トースタイン・ホグモがレール・セッション慣行!

暑い。今日も快晴だ!焼けた唇がヒリヒリする。今年の夏はほぼ毎日晴れと言っていい。珍しいことだ。毎年、最初のAセッション、最後のDセッションあたりに雨が降ったり、時には雪が舞ったりするのだか。
本日からスタートしたCamp Of Champions、ファイナル・セッション、Dキャンプも青空の下、開幕した!

Photo & Report: Fusaki IIDA

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さあ、今週でラストだ!だけど、誰がいるのだろう。今週もアメリカ・ナショナルチームのトレーニングは続くが、他に目玉となるライダーはいないハズだけど・・・。
そう思っていると、この男はいた!トースタイン・ホグモだ。

「まだ、いたのか!足の調子はどう?」
「だいぶ、良くなったよ。だけど、まだちょっと痛いね。」
「今日は、飛ぶの?」
「メイビー。」(かもしれない)

メイビーか。トースタインのメイビーは当てにならない。会話で合わせているだけだから。やっぱり、まだ足の状態が完璧でないから仕方ないな、と思っていると。

「土曜日は、飛んだよ。」
「マジで!?」
「うん、一日中、飛んで調子良かったよ。だけど、フサキは見かけなかったな。」
「ああ、ゴメン。お父さんやってたから(笑)。」

「今日は、最初ウォーミングアップして、それからストレートレールのセッションやるよ。」
「オレも撮影に参加していいかい?」
「もちろんだよ。」
「楽しみだね。」

早速、ウォーミングアップを始めたトースタイン。今日もノルウェーからいっしょに連れて来た、ジョーンとブレージを従えて、ジブ・ラインから攻めた。
それから、雪を固めるための塩を担ぎ出し、ストレート・レールに向かう。
あいかわらず闘志満々。

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(写真左、朝いきなり登場すると、まずはワックスを剥がすトースタイン。やる気モード満点!
右、塩を右手に持ちながら撮影ポイントへ。画を残す貪欲さはあいかわらずだ。)

注目の一発目は、スイッチからのキャブ270イン。
次はフロントサイド270イン270アウトをヘッドフォンを飛ばしながら決めて見せた。(トップ写真)
さらに270インで乗った後、テールスライドにこだわり、このトリックを何度もトライ。残念ながら決めきることができなかったが、あいからわずのハイクの早さで挑んでいった。

気持ちを切り替え、今度はスイッチからのフロントボード。これは新たなトリックに挑むためのご挨拶トリックのようだ。

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(写真左、一発フロントボードを決めたトースタイン。スタイルは、まさにトースタイン!
右、今日も仲良くコンビネーション技を見せたノルウェー・ヤングガン・コンビ。二人揃ってボード・スライド。)

今度はスイッチからのバックサイド270イン。
これも何度もトライするが、なかなか決めきれず。
最終的には6発目で、己の身体能力の高さで強引に逆捻りのまま決めてみせた。

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トースタインのトリックは、決まった時にはもの凄く簡単そうに見せる。難しいトリックでも。だけど、なかなか決められない時には、今回のように強引に決めることもある。これは身体能力のなせる業。

そして、もう1つ気づいたのは、ハイクアップしている時にカカトが上がっている角度。カカトをまったく付けずに、つま先だけでガシガシとハイクアップをしていたのだ。きっとふくらはぎの筋力はもの凄く発達しているのだろう。だからつま先だけでハイクアップを繰り返すことができ、トリックを行う時のインやアウト時に強いホップができるのだ。

本人曰く「練習という言葉は嫌いだし、練習という概念もない。」と言うが、結局、こうして撮影時でも何度もトライしいくので、このハイクアップとライディングの本数により、スノーボーダーに必要な筋力を磨き上げていくに違いない。

さらにもう1つ、トースタインの強さの秘密は、どれだけ有名なライダーになっても、結局のところ誰よりも滑るというところだ。これは、僕が初めて会った5年前から変わってない。
過去、何十年に遡ってCOCには、超有名なライダーたちがやって来たが、トースタインほど滑るライダーはいなかったと思う。
トースタインは、ビッグスターとなった現在でも、走り続けているライダーだ。

これだけ大物になれば、毎夏滑るCOCパークという環境で、モチベーションが上がるのか、心配になって来るが、トースタインに限っては、その心配はない。
何より、来るべきシーズンには、本人も楽しみにしているオリンピックがあるのだ。

そして、トースタインは帰り際に、こんなこともコメントしてくれた。

「オリンピックの後には、日本にも行くよ。日本で滑ることを楽しみにしているよ。」

オリンピックで金メダルという勲章と共に、トースタインが来日するのが楽しみだ!!

 
クレイグ・マクモリスが登場!

トースタインと同じAWSMチームのクレイグ・マクモリスが登場!
気持ちよさそうに飛んでいた。
クレイグは、マーク・マクモリスの兄貴だよ。(以下、写真)

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