【COC Report】トースタインは「飛び」のち「ジブ」

本日も快晴に恵まれたウィスラーから、Camp Of Championsの最新レポを現地からお届けしよう!
主役は、もちろんトースタイン・ホグモだ。ビッグ・ジャンプの後は、レールにもトライ。二次会コースの「飛び」のち「ジブ」報告。

Photo & Report: Fusaki IIDA

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今日も朝イチに行ったつもりだけど、それよりも早くトースタインはいた。
昨日、話した時、「明日は飛ぶ!」と言っていたが、その宣言通りに、ちょうど何本かウォーミングアップした後で、これからジャンプという場面だった。

最初にトースタインのクルーの中でドロップしたのは、ノルウェー・ヤングガンズのジョーンだ。一発目から、フワーっとしたバックフリップを決めてみせた。(上写真)

その姿を見せていたトースタインが大きな声で叫ぶ。
「マジかよ!最初からバックフリップなんて信じらねえ。アイ・アム・ソージャラス(凄く妬けちゃうぜ)!!」

そして、トースタインの方は、慎重にドロップの高さを調整して、滑走路の中段あたりからドロップして、ご挨拶にバックサイド360をノーグラブで決めてみせた。その姿はまさにスムーズで、トースタインのトリックはとてもイージーそうに見える。

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(足首からのケガもだいぶ癒えたようで、元気に飛んでいたトースタイン。)

しかし、トースタインも負けてはいない。2発目に、きっちりとバックフリップでお返し。その後も、どんどん回転数を上げていく。そして、あいかわらずの安定感。まさに巨大キッカーと友達だ。
このトースタインの飛びに感化されたのか、普段はミディアム・キッカーで流していたチャズ・グルデモンドもハイクアップして来た。
共に五輪ではメダル候補だけに、意識しているのかもしれない。

そんなチャズも、安定感が抜群のエアー。手足の先まで完璧にコントロールしているように見えた。しかも右足をポークさせる余裕っぷり!
一方のトースタインは、決して派手なスタイル演出はしないけど、乗れてる感がビシバシ伝わるお馴染みのスタイル。それは、まるでボールのような1つの物体が天高く打ち上げられているようだった。

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(左、ボードのソールを見せているチャズの姿は、オレはロックスターだ!と言わんばかり。)
右、ちょうど太陽を隠し、日食のようなエアーを見せたトースタイン。)

その後もキャブ900など様々な方向の高回転トリックをしていたトースタイン。オリンピックに向けて調子は上々の様子。

午前中のキッカーでの撮影が終わって、今日は終わりかな、と思っていたら、「今度はセッションだよ!」と声を掛けて来たトースタイン。
「えっ、マジ!?」
この炎天下の中、あいも変わらずランチも休憩も取らないハードワークなクルー。撮影している方だって、ヘトヘトになると言うのに。
しかし、トースタインから誘われれば断れるわけがない。ちょっと行きたくないけど行かなきゃいけないような、二次会気分で2ラウンド目へ。

「セッションだよ!」の意味は、これから先はガンガンにハイクアップして撮影していくという意味だ。滑って流して撮る「ラップ」とは違って、ライダーたちにはハードワークになる。
みんなトースタイン親分に引きずられるように、今度の獲物アイテムとなるOakleyスポンサーの壁&階段アイテムに移動した。

ここでのトースタインもやたらにテンションが高かった。
バックボードからアウトして壁に擦って下りたり、フロントボードから角レールにテールをぶつけないように見事なホップでアウトしたり。ノーズスライドから270アウトしたり。

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しかし、ノルウェーのヤングガン・コンビはもうほぼダウン状態だ。もうハイクはできないよ、と言わんばかりに裸になって座り込み、トースタインのライディングの見物人となった。

そんな姿を見ていたトースタインは、申し訳ないと思ったのか、「じゃあ、あと2回ね。」と言うなり、またセッション再開。
しかし、この2回が、3回になって、4回になって・・・、結局、数えるのも面倒になるほどセッションを繰り返していた。あいかわらずオレ流ワールド炸裂。

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(写真左、「もっとやるべ!」と言うトースタインに「もうクタクタだよ。」と言っているような若手。会話はノルウェー語。
右、それで結局、ヤングガン2人は見物状態に。)

そして、遂にセッションが終了!
よっしゃ、片づけ。もう山から降りて、ビールだと思っていたところ。

トースタインが、「ラップして返って来るよ。今度は壁のスライドだから。」
「マジかよ。じゃあ、また1回ラップして、ここでセッションするの?」
「いや、これから先はずっとラップで追い撮り。」
「そんなの待っていられないよ。もう降りるよ。」
と言ったら、

「それなら、この映像、今度、送るよ。その代わり、映像代金は10億円。」だって。
「アホか。あっ、そうそう、オレ、もう今日で山に上がるのは最後だから。元気でな!」
「そりゃ、残念。オリンピックの後に日本に行くからそこで会おう!」
「それは、いい!AWSMの良いプロモーションになるから。金メダルを期待しているよ。」

ということで、もう今季のCOC Reportはおしまいだけど、これから先もまだまだCOC情報はどんどんアップしていくよ。

それにしても、撮影&取材にその日にアップってルーティーン、大変だったなあ。
とりあえず、もうビールってことでチャオ!

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