【COCレポート13】最終日に燃えたパット・ミルベリー

突然、昨日のセッションで最後が決まった職人パット・ミルベリーが燃えに燃えた!連続ジャンプ、チェアやタイヤへのジビング、クォーターでの様々なトリックなどなど、ガンガンガンガンに滑りまくって、遂に最終日燃え尽きた!

職人パットが燃えに燃えた!

朝、パットからいきなり報告があった。
「申し訳ないけど、今日で最後のCOCになるんだ。一昨日に突然、MTVからの仕事のオファーがあって、これは自分にとっては大きな仕事になるから断れなかった。この後、MTVの撮影でフッドに行くことになる。だから、今日は全部、自分の時間をdmkに捧げたい。何でもトライするので言ってほしい。」

そんなパットの男気に、dmkフサキも感激した。
「パット、ありがとう。じゃあ、今日はキミのパフォーマンスが最も表現できるアイテムを教えてほしい。オレは今日、ガンガン追い撮りするよ。」

そして、この後、2本パットのウォーミング・アップ・ランを行った後、連続キッカーでジャンプすることになった。

普段は撮影モードで足を使って、パーク内をうろつくフサキ・カメラマン。しかし、この日は、久々にボードを付けて、カメラレンズにフィッシュアイ(魚眼)を付けて、追い撮りしまくった。フィッシュアイは、ライダーとかなり寄らないと良い映像が撮れないため、来年40歳になるフサキも老いつつ身体にムチを打ち、連続7本の気合撮りをした。

そのかいあって、パットの魅力的な職人技の撮影に成功!
さすが、最近、人気上昇中のDVD『Think Thank』の主要メンバーだ。ジャンプはほとんどミスなく、ジビングでも見たこともない遊びテクを見せてくれた。

しかし、そんな職人パットでもなかなか決まらないアイテムがあった。
それは低いレールの途中にタイヤがあり、そのタイヤのバウンドを利用して、ジャンプして270アウトするというもの。このタイヤ付きレールは、フロントボードぐらいなら、なんとかこなせるライダーもいたが、270アウトとなるとクレイジーな領域。そのトライする姿を見ていたウィスラー・ローカル・ライダーの職人ジェフ・ブラウンも「オレには無理」と舌を巻いたほど。

Tバーが止まる3時になっても、なおあきらめないパット。ハンパなく集中して滑りまくった後、何度もハイクし、かなりお疲れの様子だが、これが決まらない限り、帰れないという意気込み。そして、遂にそのトリックが決まる時がやって来た。
フロトンインでレールに乗り、50-50で擦り、タイヤに乗るためオーリー、タイヤのバウンドを利用して270アウト!
ゲレンデには、すでにパーク整備員もいなかったけど、決まった後、思わずフサキはパットに抱擁した。

「パット、ありがとう!最高の日になったよ。」
「フサキ、オレの撮影をしてくれて本当にありがとう。お陰で良い最終日を飾れた」

この日のパットの『PARK NO GOKUI(パークのゴクイ)』は、この秋、全国スノーボード・ショップで発売されるDVDで、ぜひチェックしてほしい。
今日は、ティーザーでご勘弁を。

 

パット・ミルベリーがヘルメットを使う理由とは?

ベースボール・キャップ風のヘルメット。最近は、dmkで紹介しているSandboxブレインバケットが台頭しているけど、元祖このスタイルのキャップを広めたのは、パット・ミルベリーだろう。この水色に黄色のラインの独特なヘルメット、あなたも何度か雑誌やビデオで目にしたことがあるのでは?

パットがヘルメットを使用する理由とは?

実を言うと、パットは同じヘルメットを4シーズンも使用している。なぜ、これほどまでにヘルメット使用にこだわるのか。実を言うと、そこには母の愛情と友人の死が背景にあった。

「僕の幼馴染が、ヨーロッパのライディングで頭部を打って死亡してしまったんだ。僕にとっては最も悲しい事件さ。本当にショックだった。
そして、3年前、母は乳がんで他界してしまった。母は、死の直前まで僕のスノーボーディングのケガを心配して、気遣ってくれていたんだ。母もよく知っている僕の親友の死が怖かったんだろうね。だから、僕は天国にいる母を安心させるために、ヘルメットをしているんだ。
ヘルメットはクールでないという風潮があるけど、それを打開できるようにいつもヘルメットをしているのさ。」

PAT MILBERY パット・ミルベリー
Home: Colorado / USA
Date of Birth: 1979/10/2
Sponsor: Forecast, Flux, Skullcandy, VonZiper, ThirtyTwo, Pow, Alycium, Capix, Satellite, Nixon

Camp Of Championsへのお問い合わせは、
fusaki@dmksnowboard.com
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