【COCレポート】シモン居残りハンドプラント

盛り上がりを見せるCセッションも残すところラスト2日。延期されていたNomisシモン・コンテストも開催され、その後さらにシモンは居残りでハンドプラント撮影に挑んだ。

Photo & Story: Fusaki IIDA

Nomisシモン・コンテストが開催!
日本人マサヤ(左)&リョウキ(右)も活躍した。

先週の月曜日に続き、昨日(カナダ時間の火曜日)もNomis代表のマット・チェンバレン、さらにチーム・マネージャーのアンドレもやって来た。
ライダーでは、シモンの他、コーネル・エイジー、デレック・デニソン、トレント・トーマス、ジョン・ベアスティック、ジョーダン・フィリップがいて、さらには多くのキャンパーたちもNomisを愛用していることから、まさにNomis祭りの様相を見せるCOCのCセッションだ。

そんな中、一昨日天候不良により延期されていたNomisシモン・コンテストが開催。ジブ自慢の50人ものライダーたちがエントリーした。
いつも最初は、簡単なお題で始まる大会。今回もシモンから発せられたトリック名は、ストレートに抜けるだけの50-50だった。
最もベーシックな技ながら、最もスタイルが出る技でもある。実際、シモンはハウツーで50-50をやる時は、慎重に何度も行う。簡単過ぎる技だから、スタイルを完璧にしたいのだろう。参加したライダーも、ウォーミングアップながら、真剣に挑んでいた様子だった。このトリックでは、残念ながら一人だけの脱落者が出た。

次はフロントボードだ。
いつもならこのトリックで5名以上ドカーンと落ちるが、今回の参加者はレベルが高く、ここでも2名しか脱落しなかった。

しかし、シモンから出せれるお題目はどんどん難しくなり、徐々に人数は絞られる。ハードウェイ270インをやる頃には3名に絞られ、遂には優勝者が決まった。

日本人では、ジミー、リョウキ、マサヤが参加したが、すべて決勝に進めず敗退。
ジブが得意なリョウキは、悔しそうに「おもしろかったー、もう一回出てえ!」と叫んでいた。

一番最後まで残った日本人はマサヤ。しかし、バックリップのお題目のところで、インする時におもいっきりアイテムにぶつけて玉砕。その頑張っている姿にシモンはNomisベルトを贈呈。

コンテストを見ていたJP(左)とショーン・ジョンソン(右)。
こういうオジサンの力が北米の業界を支えている。

このシモン・コンテストは、シモンが言ったトリックをやり続けることでファイナルまで進めるものだが、毎回もう1つ大会がある。それは、得意なトリックを何度でもできるジブ・セッションだ。

ここでリョウキが本領発揮!ドライブなど多彩なトリックを見せて、見事に入賞した。

このセッションでは、Stepchild代表のショーン・ジョンソンや、Nomis代表のマット・チェンバレン、さらにはJPウォーカー、ジョー・セクストンなど業界の目がズラリ勢揃い。彼らの目に止まったニューカマーもいたのかもしれない。それほど、レベルの高いセッションだった。

だいたい、いつもだと大会が終われば、「今日は終了」という気分になってシモンたちは山を降りる。しかし、シモンはチームマネージャーで双子兄でもあるアンドレと残って、パイプでハンドプラントの撮影をした。どうやら、Nomisの映像でどうしても必要だったようだ。キャンパーやコーチたちがどんどん帰る中で、まさに居残りセッションである。

しかし、パイプのリップがシャバリ過ぎているのか、シモンは納得できるハンドプラントが決まらなかった。そこで、何度もハイクする。見慣れたいつもの光景でもあるが、あいかわらずそのハイクのテンポは早かった。あまり知られていないが、この体力があるからこそ今日のシモン・チェンバレンの地位を築いて来たのである。

ショーン・ジョンソン、JPウォーカーなども見守っていたが、シモンは、「もう1本だけやりたいので先に降りていて。」と言ってい。しかし、シモンはあと1本でも止めなかった。いつもそうだ。単純に技がメイクしたというレベルで終わるのではなく、自分の中でスタイルとしてOKが出ないと終わらないのである。JPたちには、気遣いで言ったのだ。

幸運にも僕は、そんな光景を8年前から見て来ている。僕がシモンと初めて会ったのは、シモンが17歳の時だ。
あの夏も、シモンはガンガンにハイクして撮影をしていた。そして、シモンは現在でも同じように決めたいトリックにフォーカスをし続けたのだ。
そして、シモンはやはりきっちりと決めてくれた。

 双子兄アンドレにカメラマンとして見守れながら、最後はしっかりとメイクしたシモン。シモンとアンドレは二人でワン(一人)というほど絆は強い。

   
FORUM期待のヤングブラッドのラスティは、テールに乗って270アウトを決めた。 なぜかいつもビーニーを右手に持ちながらライディングするEマンのFS720 重力に逆らって下からフロントボードを決めたジョー・セクストン。


 
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