【Back to the dmk Story】ステッカーの貼り方「極意」

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このBack to the dmk Storyは、dmkコンテンツの過去を振り返るコーナー。
今日、ご紹介する特集ステッカーの貼り方「極意」では、今でも使えるテクニックだ。
ステッカーの貼り方、わからない、難しいなあ、という方は、ぜひ参考にしよう!

ステッカーの貼り方って意外に簡単そうで難しいもんだ。特に日本人の場合はステッカーをうまく貼る人が多くて、なんか自分の貼り方があまりカッコよくなくて引け目を感じてしまう。いろいろ失敗の原因があるのだが、とりあえず行き当たりバッタリで貼ってしまうところがいけないんだなあ。その他、せっかく貼ったステッカーが剥がれたということもあった。そのへんの原因も今ではよくわかっているし、また貼り方の方もだいぶわかって来たので、ここで1つステッカーの貼り方の極意なるもの教授しようと思う。何か急に偉そうになったけど、結局のところ僕の失敗の歴史から生まれたコーナーなのです。

ステッカーの貼り方の師匠ツヨシ
世の中にはステッカーの貼り方のプロというのがいるのは、ご存知だろうか?いや、知らないという人が大多数だと思うけど、実のところそのプロは僕が勝手に任命させてもらった。
その名は関口強生(ツヨシ)。彼はエア・ウォークのライダーで、ショップで働いている経験も長い。現場で働いている彼は、戦争で言うまさに最前線で戦っているようなものである。最前線の男はウチのマテリアルノル同様に感性が高い者が多いが、 まさに彼もファッションなどに関する感性が鋭い。そして、ステッカーに関しては、自分でオリジナルものを制作してしまうほどのステッカー党で、 僕は昔から彼のステッカーに対する気持ちに尊敬の念を持った。そこで、実際、僕たちは2年前にSnowBoarder誌でステッカーの貼り方というものを発表したのだ。ということで、今回のこの企画はツヨシが僕に教えてくれたことがたくさんある!と明言しときたい。さもないと「フサキさん勝手にパクるなよ!」と怒られてしまうので。ちなみにツヨシは今後もファッションとかステッカーのようなコーナーにSnowBoarder誌で登場する可能性が高いので、ぜひこれからの彼の活動性に注目してほしい。


構想を練る
ステッカー貼りで誰もが失敗してしまうのは、適当にどんどん貼ってしまうこと。かく言う自分も何度もこのようなミスをやって来たし、実際、今年もそのようなミスを犯している。事前にどのようにステッカーを貼るのかイメージして、つまり構成してから貼った方がいい。そして、後から追加されそうなものもどこに貼るのか検討してから貼らないと、とんでもない汚い形になる。
例えば、これは1つの良い見本だが、全体的にステッカーを中央に集めることで統一感を出している。貼る前にイメージして、このように作っとけば実際に張ってから失敗がない。

こちらの方は、なんともテーマがなくバラバラだ。あくまでも、それぞれの価値観の問題とも言えなくもないが、間違いなくこちらの方はカッコ悪いと思う人が多数だろう。

そう、まずは失敗しないためにも、貼る前に構想を練るのだ。そして、その構想は1つのテーマに沿っているべきである。中央に集めたり、テールの方だけに集中して貼ったり、またバインディングとバインディングの間だけに固まらせて貼ったり、など何か1つテーマを決めて貼ろう。

際の貼り方
ボードの際にステッカーを貼って、ボードからはみ出た部分をカットすると、あたかも前からあったようなデザインで自然体に見える。この技は大いに活用したいところだろう。ところが、せっかく貼ってしまったステッカーが剥がれてしまうということがある。これは際に貼ったために、そこから雪が勢いよく飛び散りその結果剥がれてしまうのだ。そうならないためにも、ぜひ2ミリほど際から空けて貼りたい。


カッターの使い方
際にステッカーを貼る時には、カッターが必要になってくる。カッター使用の注意点は、やさしく手前に引くということ。決して力を入れて押すようにしないように。なぜなら、せっかくのボードが傷がついてしまうからだ。


失敗例
際の貼り方の失敗例は、前途で説明したように際ぎりぎりできれいに貼ってしまうこと。一見、きれに貼れているので気持ちいいが、間違いなく剥がれてしまうので気をつけよう。


空気を抜こう
ステッカーを貼ると、必ずと言っていいほど空気が入ってしまう。その部分はバブルのように盛り上がるので、誰でもわかるだろう。特に大きいステッカーほどその確立が高く、空気が入るとそこから剥がれる可能性があるので厄介だ。指でこすってもなかなか空気ボコはなくならない。
そこでどうするかというと、カッターの刃や縫い針などを使って穴をチョント空ける。見た目にはほとんどわからない小さいな穴だが、 ここから指でこすると空気が見事に逃げてくれて、空気ボコ解消になる。これは、なかなかの裏技である。


角を取ろう
ステッカーはなるべく角がない方がいい。なぜなら角が立っているほど、そこから剥がれる可能性があるからだ。透明ステッカーの場合は、その購入したまま貼ることができるが、実を言うと不必要な角がある(写真1)。
そんな透明ステッカーを貼る時には、必ず角を取るようにしよう(写真2)。なんか面倒だなあ、と思うかもしれないけど適当でも大丈夫(写真3)。これで剥がれることを、かなり解消できるからだ。貼ると見た目にはこんな感じ(写真4)になるけど、普通に遠くから見ればきれに貼れているように見えるのだ。
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ステッカー貼り方の技集
ここでいくつかステッカーの貼り方の技を紹介しよう。
まずは、重ね貼り。
この技は同じデザインのステッカーを斜めに傾けて縦列にきれいに並べていくという方法。これはかなりインパクトのある技だ。
まったく同じ種類のステッカーで、このステッカーを強調させたい時には、ぜひ使いたい技である。
次に同じ並べ技でも横方向へ。
この技もかなり定番。ボードのトップやテール部分へ。同じサイズのステッカーのため、まるでボードのデザインのようで自然である。
前途の重ね貼りよりも枚数が少なくできる。さらにここから発展させて、2段に貼ったり、2段目は違う色で同じ種類のものを貼るなど、ステッカー貼りの技は無限大に広がる。

 

バイディングに貼るステッカーを貼るテクニック
意外とバンディングを見落としがちなところだが、意外にボードに貼るよりも主張が強く、このへんにもぜひお気に入りのステッカーを貼りたいところ。
今回、見本で貼ったのはご存知、こだわりSHOP店長のチャーリーBOYのステッカーだ。このステッカーはSnowBoarder誌6号を買うと、おまけで付いている。

最後に
このコーナーの最後に1つステッカー貼りの極意を伝授しよう。それはいかに自然であるか? まるでボードのデザインのように一見、ステッカーが1つのデザインのように見えるのが理想である。そうでないステッカーの貼り方は、何か違和感を感じるものだ。そのへんに注意しながら貼るようにしよう。
それと、このコーナーに当たって、dmkクラブ員の大矢珠未さんからアドバイスを受けたので、それも掲載して終わりにしよう。
1)ステッカーの角を落とす(引っ掛かりをなくす)
2)張るものの表面を中性洗剤できれいに洗う(油分がステッカーの大敵)
3)定規を使いながら貼る!(もちろん空気が入らないように!)
4)貼った後にドライヤーで熱する(接着剤が柔らかくなり、接着面に隙間が無くなる) 熱は結構加えます。手で触って「あち!」ってぐらい。
5)よくティッシュなどでこすり完璧に張り合わせる(ティッシュを使うのは傷防止と熱いからです)