ニュージーランドのスノーリゾートの聖地・クイーンズタウンに1泊3万2000ドルの超高級ホテルが誕生!

@ROKI Collection
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南半球のスノーシーズン真っ盛り。
日本からのバックカントリーフリークや、パークを求めてやって来るライダーたちの憧れの地、ニュージーランド・クイーンズタウンに、とんでもないホテルが誕生した。

その名も──
ROKI Collection Queenstown(ロキ・コレクション・クイーンズタウン)https://roki-collection.com/

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9月1日にオープン予定で、最上級スイートは1泊3万2000NZドル(約280万円!)という超ラグジュアリー仕様。しかも、場所はワカティプ湖の湖畔という絶景ロケーションだ。

■ スノーボーダーにはおなじみのロケーション

クイーンズタウンといえば、リマーカブルズやコロネットピーク、さらには少し足を伸ばせばカードローナやトレブルコーンといった人気スキー場へのアクセス拠点。スノーボードトリップの拠点として、長年にわたり世界中のライダーたちが訪れてきた場所だ。

そんな聖地に登場したこのROKIホテルは、もはや“泊まれる美術館”レベル。館内のインテリアは、Huka LodgeやKauri Cliffsなど超名門ロッジを手がけたバージニア・フィッシャーが担当。自然素材と洗練されたデザインが見事に融合し、「静寂という贅沢」をコンセプトにしている。

■ どんな部屋があるの?

15のスイートルームは、1ベッドルームから最大7ベッドルームまで。
特に注目は、最上階にある「グランドROKIスイート」。専属のシェフとバトラーがつき、屋上プールやサウナ、プライベートエレベーターまで完備というまさに“別次元”の空間だ。

しかも、スリープコンシェルジュや香りの演出まで揃うという徹底ぶり。スノーボードで遊び倒したあとにこんな空間でリラックスできるなんて…まさに夢のよう。

■ 一般人でも行ける場所もある!

宿泊はさすがにハードルが高い…という人でもご安心を。
館内には、一般客でも利用できる2つのレストランがある。

  • Essence(エッセンス):ファインダイニング。料理長は、Huka LodgeやKauri Cliffsでも腕を振るったポール・フロガット氏。
  • The Terrace(ザ・テラス):湖を望むシーフードレストラン。カジュアルながら一流の味。

また、バー「The Library」も立ち寄り可能。ライディング後に、レイクビューの中で一杯なんて最高だ。

■ 一方でDFSが閉店へ…

その一方で、クイーンズタウンの中心部にある**高級ブランドショップ「DFS(T Galleria)」**が9月30日をもって閉店となるニュースも話題だ。わずか3年で撤退となり、Chloé、Kenzo、Monclerなどの取り扱いも終了する。

■ 豪華ホテルと雪山ライフの融合が進むクイーンズタウン

かつてバックパッカーの聖地として知られていたクイーンズタウンも、近年は急速に高級化が進んでいる。90年代初め、ローカルのスノーボードショップで働きながらコロネットピークに通っていた筆者にとって、あの頃のローカル感はもう感じられないかもしれない。それでも、雪山の魅力は今も変わらず、世界のトップライダーが集まる場所としての地位は健在だ。

ROKIホテルのような存在は、まさにスノーボード×ラグジュアリーの新しい形を示しており、クイーンズタウンの進化を象徴する一例と言えるだろう。

次にニュージーランドに行くなら、ROKIのバーやレストランで、スノーボードの後にセレブ気分を味わってみるのも一興だ。

1989年、ワーキングホリデーでニュージーランドに滞在していた筆者(写真右端の前)
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