【フサキ日記】スノーボードのデザイナーはどこからやって来る?

本日のフサキ日記では、ちょっと業界ネタというか、スノーボード・ブランドのデザインについてお話します。

いったいDMKフサキというのは、どんなオッサンなんだ?
そんなことを思っている読者もいるかもしれませんね。

大手スノーボードショップのライダー、そこからのアドバイザー。
バブル期のスノーボードハウツービデオのプロデュースから、専門誌との関わり。ライター(執筆者)からフォトグラファー。
現在、冬場はカナダ・ウィスラーのスノボ・インストラクターと、自分でも何を本業にしているのか?よくわかりません(笑

ただ1つ言えるのは、スノーボードに関する仕事をメインにしているということは確かです。できれば、一生続けていたいと願っています。

その仕事の中でも、一年中携わり、もうかれこれ15年前から行っているのがフィールドゲート社(所在地:千代田区)のスノーボード用品の代理店業務です。実際には90年前半にもニュージーランドのウェアを取り扱ったことがあるので、そのキャリアは自分で思い出せないほど長いのですが。
このディストリビューターの内容というのは、海外スノーボードカンパニーとの懸け橋となり、お手伝いするようなワークです。

いくつかのブランドとお仕事させてもらっていますが、その内の1つSANDBOX。もう、DMKの読者の方ならご存じでしょう。いつもSANDBOXの情報をリリースしているので。
まるでスポーツ報知のジャイアンツ、デイリースポーツのタイガースのようなズブズブな関係です(笑

「メディア」というのは、そもそも「中間」という言葉から発生したと聞くので、常に偏らなく平たく構え様々な方向からの情報をリリースしたい、とは心掛けていますが…。とは言っても一般的な新聞、テレビ放送でも、右寄りだったり左寄ったりするもの。DMKでも知らず知らずの内に、どっちかに寄っているかもしれませんね。

話を戻しましょう。
冒頭にご紹介したデザインは、来夏のSANDBOXのデザインの1つ、TAGというモデルです。
そう、今、僕たちはすでに来年の仕事を始めています。代理店にとっては一年前、メーカーに関しては2年先を読んだ仕事を実施しています。

僕たちは、この来年のモデルを受注するために、ショップへのアプローチ、宣伝などを始めているわけです。
野球なら相手チームよりを得点を取ることで勝ちますが、僕たち代理店の仕事は、どれだけ受注をいただけるかが勝負です。
そのためには、本社メーカーのやりとりが重要です。
新モデルのコンセプト、新カラーの決めた理由、新デザインの理由などの情報を受け取るようにして、お客様(ショップ)にできるだけわかりやすく伝えるように努力しています。

TAGモデルに関しては、エアロゾルスプラッターという手法のデザインで、これまでのスノーボード・ヘルメットにはなかった斬新なデザインです。
デザイナーさんの情報を伺かったところ、バンクーバー在住のローリー・ドイル氏(https://www.rorydoylephoto.com/)でした。

ちょっと調べたのだけど、そもそもこのドイル氏はこれまでにエアロゾルスプラッターの作品を残すメインな活動をしていたわけではありません。むしろ、まったく違ったセンスのデザインを発信しています。

以上はバンクーバー空港にあるデザイン画。へえ、こんな作品も残しているのかあ、と感心しました。
スノーボードのデザインとはまったく無縁なところから来たように思われます。

そうかと思えば、こんな作品もあります。

こちらはひじょうにシックにまとまったデザインですが、どうやらボクシングジムのデザイン。
他には、カナダのビールのデザインをしていたり、その活動は多岐に渡るのです。

そもそもデザイナーというのは、ある程度の方向性はあるものの、1つのカテゴリーに縛られるような職業ではないようです。
ドイル氏は、商品のデザインもするし、レストランやバーのデザインまで手掛けているようです。企業のオファーに対して、様々な対応を見せるデザイン。その力は、「凄いなあ」と思います。

SANDBOXは、これまで「なかったデザインをスノーマーケットに導入」というテーマがありました。
こうした新しい発想デザインが大事な要素になっています。

ところで、来夏のデザインに関しては、ぜひお近くのSANDBOX取扱店でご確認していただければ、と思います。
世界からのフィードバック(ご意見)を受けた上でのカラーチョイスになっています。「新しさ」と「これまでの人気流れ」その中でうまくカラーを絞った構成になっています。

また来るべきシーズンのモデルは、この秋に登場!
ぜひ、こちらも楽しみにしていただければ、と思います。