ウィスラーに一度でも訪れた方なら知っているかもしれませんが、バンクーバーとウィスラーのちょうど中間地点にスコーミッシュという小さな町があります。とりわけ、何か目立つ観光施設は一見ないように見えますが、世界的に有名な一枚岩や世界でも2番目でも多く見られる白頭鷲で有名なスポット。
そこにまるでゾンビのように、降っては消えるようなスキー場構想があり、また今日、たまたまフェイスブックで拝見したのですが、その論争で賑わっていました。
以上のアドレス記事のタイトルには、「この新しい35億ドルのスキー場は、バンクーバーから2時間以内に到着」となっています。
実際には、バンクーバーの住む地域にもよりますが、1時間ほどで到着。
だいたい、バンクーバーからスコーミッシュが1時間の距離、さらに1時間プラスで合計2時間でウィスラーなので。
バンクーバー空港からは、およそ2時間以内で到着という距離です。
記事の内容によると、
「スコーミッシュの新しく改良されたガルバルディ(※スキー場構想エリア)が作業中です。
こちらのスキーリゾートは、約35億ドルの費用がかかる大規模な改築を受ける予定です。 そのデザインは、スコーミッシュの密接な関係を象徴する先住民文化への配慮がなされています。
この構想は舞台裏でゆっくりと動いていますが、確実に動いています。 ガリバルディ山のブロームリッジスロープに予定されているリゾートでは、130のコース、21のリフトを予定しています。」
以上が記事内容なのですが、フェイスブックの書き込みでは、否定的な意見も少なくありません。
「すでに、バンクーバーからウィスラーのハイウェイの交通渋滞が深刻なのに、これ以上のスキー場はいらない」という意見がありました。
実際には、週末だけ忙しく、平日はそれほどでもないと思うのですが、確かにここにスキー場ができると、これまでに想像しなかった交通渋滞が起こるかもしれません。
個人的にも、「もういらない!」と思います。
バンクーバー周辺に3か所もスキー場があり、ウィスラーがあって、この地域に住む人々は4か所のスキー場を楽しめます。
さらにBC州には、サンピークス、ビッグホワイトなど、日本では大規模レベルのスキー場もアクセスが可能。
温暖化でスキー場や氷河の雪が減っている懸念の中、これ以上に木を伐採してスキー場を建設しようというのは、疑問です。
肯定派は、経済活性化が主な理由なようで、雇用も増えるという意見も出ていました。
確かに経済活性化は大事だけど、新たなスキー場建設ではなく、もっと違った方向での経済発展を望みます。
幸い、カナダには様々な振興企業やエネルギー資源も豊かです。
僕たちが住むBC州は、ビューティフル(美しい)コロンビアと呼ばれるように、雨が多く豊かな森が広がります。
もう、すでに多くのキャンプ場や、スノーボーダー、スキーヤーが充分楽しめるスキー場もあり、これ以上のことは「いらない」と思うのです。
それにしても、2年に一度くらいかな?継続的にこんな論争が巻き起こるのですが、このへんの利権がある人が、この構想を止めたくなくて、こうした話を持ち出し、あたかも実現するような記事をアップするのかな?なんて勘ぐってしまいます。
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