人類史上最強ライダーを決めるNatural Selection最終決戦!ミッケル・バング(NOR)とロビン・ヴァン・ジン(CAN)が王者に!!

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人類史上最強ライダーを決めるNatural Selectionは、ジャクソンホールからボールドフェイス、そして遂にファイナルの地となったアラスカ決戦へと移った。男子はミッケル・バング(NOR)、女子はロビン・ヴァン・ジン(CAN)がツアー王者になった!

NATURAL SELECTION/RED BULL CONTENT POOL

世界のトップスノーボーダーは、Natural Selection TOURの3番目で最後の目的地であるトードリロマウンテンに向けて北へ向かった。
最終決戦のアラスカに到達したのは、ジャクソンホールの勝者、マーク・マクモリス(カナダ)、2位だったベン・ファーガソン(アメリカ)、3位のミッケル・バング(ノルウェー)という上位3人のフィニッシャーたち。さらに、カナダのボールドフェイスで2位に入ったクリス・ラズマン(カナダ)が参加した。

女子の方は、ジャクソンホールの勝者、ゾーイ・サドウスキー・シノット(ニュージーランド)と3位のハナ・ビーマン(アメリカ)、そしてボールドフェイスの勝者であるロビン・ヴァン・ジン(カナダ)が出場。

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7人の戦士を迎えて入れたアラスカのマザーネイチャーは、これ以上のないブルーバードのコンディションだ。地球上で最も過酷で美しいスロープをアラスカの青い空が包み込む。まさに人類史上最強ライダーを決める戦いの舞台は整った。

セミファイナルの斜面は、平均斜度35度だ。まるで壁のような斜面を滑り降りる。さらにファイナルでは、平均斜度40度のロングランで2,200メートルというバーチカルを一気に滑り降りるという過激なコース。ダイナミックにクリフを飛んでトリックを決めればポイントは上がるが、ランディングに耐える技量とパワーも必要で、その駆け引きも大会の見どころ。

7人の戦士たちは、人類史上最強ライダーを目指すが、それ以上にこの舞台に立てたことに感謝していたようだ。
お互いの戦士たちが、健闘を叩き合い励まし合いドロップしていき、ゴールを切ったらノーサイドでその勇気と挑戦に大きな拍手を送る。

ジャッジは、選手たちの各ランをリアルタイムでスコアリング。スコアの基準は、トリックの難易度、ジャンプのサイズ、さらには多様性と全体的な印象だ。

スノーボード・コンペティションは、今ではウインターオリンピックの花形種目にもなっていて、ハーフパイプやスロープスタイル、ビッグエアにまで発展している。決められたアイテムの中で、選手たちはとてつもないほどの高回転トリックを編み出し、世界中のキッズたちが、「スノーボードをやりたい」と思わせてくれたことに大きな貢献をしたであろう。しかし、あまりにもレベル高い競技化は、かつてあったスノーボード・カルチャーを失いつつある。

スノーボードの故郷は、スキー場の裏を滑っていたバックカントリーにあった。誰も開拓していないようなスポットでスノーボードをするのが何より楽しかった。ナチュラル・セレクションを見ていると、忘れかけていた大事なことを思い出せてくれるようでもある。

バックカントリーの地に立ち、ラインを考え、そこでできる遊びというトリックを思考し、チャレンジする。
今回出場した7人の選ばらし戦士たちは、そんなスノーボードのかつてあったトレジャーを再び掘り起こしてくれた。しかも、オリンピック選手からビデオスターたちが、共に戦い、素晴らしい時間を共有する機会を設けてくれた。
この大会を開催してくれたすべての関係者や参加者に感謝したい。

女子で優勝したロビン・ヴァン・ジンは、「数年前にこの壮大なツアーを聞いた時、ずっとこの大会に向けて練習して来た」という。「念願の出場、しかも優勝という栄誉を得て、もう言葉にならないほど嬉しい」と歓びの勝利コメント。

また男子で優勝したミッケル・バングは、「これからも最も自分が情熱を傾けられる撮影を頑張っていき、またこのようなチャンスがあればぜひ挑戦したい」と、コメントした。

Men’s Natural Selection Final Results
1 Mikkel Bang (NOR)
2 Ben Ferguson (USA)
3 Mark McMorris (CAN)

Women’s Natural Selection Final Results
1 Robin Van Gyn (CAN)
2 Zoi Sadowski-Synnott (NZL)

https://www.naturalselectiontour.com/


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