【速報】女子スロープスタイル予選:村瀬心椛が2位で決勝進出、2冠に期待

Photo: Getty / OAKLEY
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ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックのスノーボード女子スロープスタイル(SS)予選が、悪天候予報を受けて一日前倒しで実施された。

9日のビッグエアで金メダルを獲得した村瀬心椛(21)が、17日の決勝進出を果たした。村瀬は1回目のランで、第4セクションでフロントサイド・ダブルコーク900で9.05点、最終第6セクションでバックサイド1080で9.20点を叩き出し、計84.93点でトップに立った。2回目はトリプルコーク1260の着地に失敗し2位に後退したものの、2冠への期待を抱かせる内容となった。

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1位通過は村瀬の最大のライバル、ゾーイ・サドウスキー・シノット(ニュージーランド)。これまでのライバル対決では、ビッグエアでは村瀬に軍配が上がる一方、スロープスタイルではゾーイにやや利がある。決勝でどのようなドラマが繰り広げられるか注目される。

また、ビッグエアでは11位だった岩渕麗楽は1回目にフロントサイド・ダブルアンダーフリップ900などで73.65点をマークし4位発進。2回目はトリックの難度を上げて手をついたものの、決勝進出を果たした。これまで2回のオリンピックでは、ビッグエアで4位を2回、あと一歩メダルに届かず悔しい思いをしたが、ビッグエアよりもベテランが活躍するステージのスロープスタイルで悲願のメダル獲得を狙う。

深田茉莉は1回目にスイッチバックサイド900をミュートグラブで決め71.03点で7位。2回目は第5セクションで尻もちをつきスコアを伸ばせず、予選を通過した。メダルが期待された日本のホープにとって、五輪という大舞台では悔しい結果となった。

一方、ビッグエアで6位の鈴木萌々は1回目の最初の着地で失敗し44.08点の16位。2回目も53.50点止まりで予選敗退となった。

スロープスタイルは、ジブ(レールやボックス)やキッカー(ジャンプ台)を滑り降り、トリックの難度や完成度で競う競技です。予選は30人が2本滑走し、ベストスコア上位12人が決勝に進出。決勝は3本滑走し、ベストスコアで順位が決まる。

日本人選手は、夏のオフトレ施設の充実もあり、これまでビッグエアで高成績を収めてきた。しかし、総合滑走能力が問われるスロープスタイルはこれまで鬼門とされている。決勝では、村瀬と鬼塚が、この難関を打ち破れるかが注目される。

女子スロープスタイル予選結果(決勝進出12名)

順位選手1本目2本目合計
1ゾーイ・サドウスキー・シノットNZL81.7388.0888.08
2村瀬心子JPN84.9335.1384.93
3ユ・スンウンKOR76.8018.6076.80
4岩渕麗楽JPN73.6559.4673.65
5アンナ・ガッサーAUT73.5038.3573.50
6アリー・ヒックマンAUS71.4131.9671.41
7深田茉莉JPN71.0335.6171.03
8アンニカ・モーガンGER61.3169.5369.53
9ローリー・ブルーアンCAN69.3032.7069.30
10リリー・ドーウォーンヴェイUSA11.7368.9068.90
11ジェシカ・パールマッターUSA31.4868.5868.58
12ジュリエット・ペルシャCAN68.2519.4368.25

決勝進出できなかった選手

順位選手1本目2本目合計
13メリッサ・ペパーカンプNED60.7167.7567.75
14アリアネ・ブリSUI58.7547.2558.75
15エヴェリーナ・タカFIN57.9839.0357.98
16ミア・ブルックスGBR38.1156.5356.53
17ハンナ・カレルAUT53.8813.3553.88
18鈴木萌々JPN44.0853.5053.50
19ノラ・コーネル・パトESP23.9853.0353.03
20ルチア・ジョルガリNZL42.2050.6050.60
21メイジー・ヒルGBR24.2148.6648.66
22メイラ・ストーカーAUS47.3647.1147.36
23ローラ・ザヴェスカCZE19.9046.7046.70
24ジャン・シャオナンCHN20.0642.1142.11
25ハナ・ノーマンUSA23.0041.7041.70
26ロミー・ヴァン・フレーデンNED22.0839.9139.91
27テス・コーディAUS38.9530.1838.95
28マリル・ポルッツィITA21.2537.8537.85
29エヴィ・ポッペBEL35.3336.9636.96
30スカイ・レマンスBEL28.1325.4828.13

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