スキーヤー・スノーボーダーに賛否両論!ユタ州スキー場の優先リフト券導入

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アメリカ・ユタ州のSolitude Mountain Resortは、2025年冬シーズンに向けて、追加料金でリフト待ちをスキップできる「Reserve Pass」を導入した。通常のシーズンパスに加えて$699で購入でき、ピーク時でもスムーズに滑走できるのが特徴だ。Solitude Mountain Resortは、北米の多くのスキー場で利用可能な共同パス「IKON PASS」に対応しているリゾートである。

この新制度に対し、スキーヤーやスノーボーダーからは賛否両論の声が上がっている。

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「便利さには納得」派

高額パス購入者にとっては、混雑する週末でもストレスなく滑れるメリットがある。
「ディズニーのファストパスのような感覚で、待ち時間を気にせず滑れるのは便利」と語るスキーヤーもいる。

「追加料金は負担」派

一方で、家族連れや予算の限られたスキーヤー・スノーボーダーにとっては大きな出費となる。
「$699は大きな負担で、子どもたちの体験も制限される」と懸念する声もあり、この制度による体験格差が問題視される。
一部は別のリゾートを選ぶ理由になると話しており、価格戦略が利用者の行動に影響することを示す事例だ。

欧州や日本との違い

  • 欧州:フランスやオーストリアの人気リゾートでは、ピーク時の混雑を避けるため、追加料金で優先リフトを利用できる制度が導入済みだ。
  • 日本:一般客向けの優先リフトパスはほぼ未導入で、平等に楽しむ文化が強く、追加課金による体験差はまだ少ない。おそらく日本でこのようなパスが導入されれば、反対の意見が大多数だろう。

今回のニュースを報じたABC4 Utahの動画はこちらからチェック可能。

  • タイトル: Mixed reaction to new Solitude Premium Lift Pass
  • 内容: Solitude Mountain Resortの新しいプレミアムリフトパス導入に対する地元スキーヤーや家族の反応を取材。便利さを評価する声と、追加料金への不満を持つ声の両方を紹介している。
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