
近頃、スノーボードのワールドカップを見ていると、選手の顔にやたらと目立つ “口元に穴の開いたバラクラバ” をよく見かけるようになった。
あの特徴的なバラクラバこそ、カナダ発の AIRHOLE(エアホール) だ。
ブランド名の通り、口元に配置された“穴=エアホール”が最大の特徴で、この構造は AIRHOLEが生んだ特許技術 として知られている。
目次
■ W杯選手も愛用するその機能性
AIRHOLEはすでに世界中のライダーに広がっているが、W杯シーンでも使用率が急増。
スノーボード界のレジェンド テリエ・ハーコンセンをはじめ、オリンピック金メダリスト平野歩夢(※スポンサー・モンスターエナジーによる特注モデル)など、一流ライダーたちが実際に使用していることで注目度はさらに高まっている。
極寒・強風・高標高といった過酷な環境の中で競技を行うワールドカップにおいて、口元が冷えず、呼吸がスムーズで、ゴーグルが曇らない AIRHOLE の機能性は大きなアドバンテージになっている。

■ 創業の原点は「ライダー自身の不満」から
AIRHOLE誕生の背景には、プロスノーボーダーのクリス・ブラウンとケール・スティーブンズの「雪山でのリアルな不満」があった。
- マスク内が結露し濡れる
- 呼吸が苦しい
- ゴーグルが曇る
- 顔面の防寒性が不十分
バックカントリーで活動する彼らにとって、これらは常に悩みの種だった。
そこでケールは、祖母が残した古いミシンを手に取り、
不要なアウターウェアを解体して素材を再利用しながら試作を開始。
素材、形状、穴の大きさや位置など、あらゆるパターンを徹底的に検証していく。
その試行錯誤の末に生まれたのが、
特許取得済みの 「エアホール(Breath Hole)」 を備えた人間工学的フェイスマスクだ。
2006年の創業以来、AIRHOLEは“ライダー視点”を徹底しながら進化を続けてきた。

■ 「穴」がもたらす圧倒的な快適さ
一般的なバラクラバの弱点は、湿気・呼吸のしづらさ・ゴーグルの曇り。
AIRHOLEの特許技術は、この3つを一気に解決する。
- 呼気が外に抜け、内部が蒸れない
- 冷気がダイレクトに入らず、口元はいつも暖かい
- 湿気が上がらず、ゴーグルの曇りを大幅軽減
- 長時間の着用でも、呼吸がスムーズで快適
特にW杯選手にとって、視界の確保はパフォーマンスに直結する。
“たった一つの穴” が視界の安定性を生み、競技に集中できるファクターとなっている。
■ 顔全体を守りながら、蒸れない構造
AIRHOLEのバラクラバは、口元の快適さだけではない。
- 頬、鼻、首までしっかり保温
- フィット性が高く、風の侵入を防ぐ
- しかし口元は穴で通気して蒸れない
「暖かいのに苦しくない」という、これまでのバラクラバでは難しかった矛盾を見事に解消している。
■ カナダの冬で磨かれた性能
AIRHOLEは極寒のカナダで生まれたブランドだけあり、
プロライダーだけでなく、一般のスノーボーダー、スキーヤー、そしてアウトドアユーザーにも広く愛用されている。
- 高い防寒性
- 自然な通気性
- 優れたフィット感
- ゴーグル曇りの軽減
- 長時間でも快適
これらをトータルで満たすフェイスマスクは意外と少ない。
AIRHOLEが「冬の新しいスタンダード」と呼ばれる所以だ。
■ まとめ:W杯で増える“穴のバラクラバ”は理由がある
ワールドカップで選手がAIRHOLEを着用する姿が増えているのは、単なる流行ではなく、競技パフォーマンスに影響するほどの実用性 があるからだ。
極寒の雪山で呼吸を快適にし、視界を守り、顔全体を温かく保つ。
AIRHOLEは、ライダーが直面してきた“冬の課題”を特許技術で解決した、革新的なフェイスマスクである。

AIRHOLE STORY
AIRHOLE(エアーホール)は、アウトドアのために世界最高の技術で、冒険者たちを守るファッショナブルな製品を提供しています。
カナダのレジェンド・ライダーであるクリス・ブラウンとケイル・ステーブンスは、バックカントリーの過酷な環境で顔を守る商品がないことと、悪天候に直面している「あの日」の状況にうんざりしていました。激しい呼吸で湿り、極限の環境で凍り付いたマスクをするより「何か良い方法があるはずだ!」そう思っていたのです。
早速ケイルは使い古されたジャケットを様々な形やサイズにカットして、おばあちゃんの古いミシンを使い、完璧なフィットのマスクを作り上げました。その結果が、特許を取得するまでに至ったAIRHOLEの『ブレスホール』を誕生させたのです!
2006年以来、AIRHOEは最先端の素材、人間工学に基づいたフィット、最高のグラフィックでフェイスマスク業界を発展させ、リードしてきました。
私たちの使命は雪山、防風など過酷な雪山環境から冒険者を守ることです。
今では、カナダで多くのスキーヤー、スノーボーダーに愛され、スキー場でも販売しています。
また、テリエ・ハーコンセンやジェイミー・リンなどもAIRHOLEを愛用し、今日も雪山でパウダーを巻き上げています!

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