もはや鉄人の女!と呼ばせていただきたい。
スノーボードクロスで活躍するアメリカのリンゼイ・ジャコベリスが、オーストリアで開催されたモンタフォン大会でW杯で2位に入り、60度目の表彰台に立った!
2006年初めて出場したトリノオリンピックでは、スピード競技のクロスに関わらずゴール目前のキッカーを超える際にグラブトリック(メソッド)を試み、その際にボードの端から着地してしまって転倒。すぐに体勢を立て直してコースに復帰したものの、後ろから追走していた選手に追い抜かれて銀メダルに終わった伝説を持つ。
あの時の悔しさをバネに常にワールドカップで優勝カップを獲得し続けた一方、なぜかオリンピックでは勝利の女神から見放され続けていた。そんなリンゼイも北京オリンピックでは悲願の金メダルを獲得!しかも初めて行われた混合団体スノーボードクロスでも金メダルを獲得した。
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遂にオリンピックで金メダルを獲得したので、もう競技者から引退しても良さそうなものだが、彼女は戦うのが好きなようだ。現在38歳になった今でも現役にこだわり活躍を続ける。2026年のミラノ五輪まで突っ走ってしまいそうな勢いだ。
ちなみにリンゼイの公式なW杯の表彰台に立った数は、今大会で60回目となったが、実を言うとその内訳にはハーフパイプも入っている。彼女はかつてパイプ選手としても活躍し、5度の表彰台に立ち1回は優勝もしているのだ。
以下、US SNOWBOARD TEAMのインスタでは、初めてW杯で表彰台に立ったあどけない姿のリンゼィと大人の女性となった最も新しいW杯での表彰台写真を紹介してくれている。
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