並み居る強豪の中、村瀬心椛がセミファイ3位通過で決勝へ

スイスで行われているLAAX OPEN(ワールドカップ大会)の女子スロープスタイルのセミファイナルが行われた。
女子は、世界の強豪が大結集し、実質、オリンピックの予行大会状態のハイレベル。
そんな中、やはり強かったのは、女王だった。ジェイミー・アンダーソンが2本とも安定感あるランで、1位通過を決めた。

このセミファイナルでは、出場した28名の選手が、全員2本のランを滑ることができ、1本の最高得点ランが採用されるのだが、2本ともしっかりと結果を出せたのは、ジェイミー・アンダーソンだけ。
コンスタントに常に良い結果を出せるのは、おそらく自分の中の
実力メーカーを振り切っていないからではないだろうか。
一方、他の選手は、しっかりとチャージした結果、それがうまくハマらずに良い結果を残せなかったということもあろう。

2位通過は、先日のビッグエアーで優勝した、台頭激しい19歳、ニュージーランド出身のゾーイ・サドウスキー・シノット。
彼女は、元々ポテンシャルが高いライダーだが、ここへ来て肉体改造されたのか、もの凄く安定感あるずっしりしたライディングができるようになった印象がある。
おそらく、オリンピックに向けて、さらなる成長加速は間違いなく、このさらに競争が激しくなった女子戦線で常にトップ位置近くにい続けるような予感がする。

そして3位には、村瀬心椛が入った!
先日のビッグエアーでは準優勝で、このセミファイナルでも3位は立派。
特に一発で決まらないスロープは、日本勢にとってはやや鬼門。
というのも、どちらかというとビッグエアーの方が、アベレージ的に良い成績を残しているからだ。

ジブやキッカーなど連続したアイテムを攻略していくのは、そもそもフリーライディングが土台が大切になって来る種目で、そういった中、環境が良い海外勢の方がやや有利な感があった。

村瀬は、1本目は40.75というスコアで、ファイナル圏外にポジションにいたが、ラストの2本目で、見事に76.93をマークした。

そして、4位には、これまた実力者、カナダのローリー・ブルーインが入り、5位に、岩渕麗楽が入った!

ビッグエアーで常に華々しい成績を残すアンナ・ガッサーは、なんとかギリギリ8位通過で決勝へ進んだ。

芳家 里菜は、もう少しのところで決勝進出を逃し、10位。
しかし、このメンバーでのセミファイナル10位は凄い。
さらに成長していけば、今後、日本勢にとって新しい力となりそうだ。

鬼塚雅は、13位。
彼女の実力なら、決勝進出は問題なく、表彰台にも届くレベルなので、今回は悔しい結果に終わってしまった。
次戦に期待!

以下、女子のくわしいポイント、順位。
2021SB6424RLSF.pdf (fis-ski.com)