世界選手権ビッグエアで木俣椋真、長谷川帝勝が共に予選1位通過!

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スノーボード世界選手権ビッグエアもジャパン旋風だ!
男子は予選で3本のジャンプを行うことができて、内2本の最高ランが採用されるルール。トップ10の選手たちが決勝へ。当然、2つのトリックは、同じ回転技は許されないルールだ。
予選1組で長谷川帝勝が、1本目にキャブ1620ウェデル、2本目にはフロントサイド1620インディを決めて、合計得点162.25ポイントで1位通過で決勝へ進んだ。2位は、大塚健で」フロントサイドダブルコーク1440にバックサイド1620メランコリーをメイク。
予選2組では、木俣椋真がスイッチバックサイド1620メランコリーとバックサイド1620メランコリーで154.75点で1位通過。ちなみに木俣は3本目には、失敗に終わったがバックサイド1980にも挑戦している。
男子では、まさかのマーカス・クリーブランドが、まさかの11位で予選敗退。一発目に狙ったバックサイド1800の失敗が痛手となった。日本人選手を応援する立場としては、日本勢表彰台独占のチャンスで嬉しくもあるが、本来なら優勝候補でもある実力者、マーカスが予選敗退とは、ちょっと寂しい…。
飛田流輝は、予選2組12位で落選した。

一方女子では、鬼塚雅がバックサイドダブルコーク1080とキャブ900を決めて予選3位で決勝へ。
1位通過はスロープスタイルで前代未聞のスーパールーティーンを決めたイギリスのミア・ブルックス(16歳)。彼女はキャブ1080とバックサイド900を決めた。
2位はドイツの実力者アニカ・モーガン。
4位は、北京オリンピックの金メダリストのアンナ・ガッサー。
続いて日本の深田茉莉が5位、浅沼妃莉が6位で予選突破。
7位にはカナダのローラー・ブルーイン、8位にはオーストラリアのテス・コーディということで、スター選手たちが見事に予選突破。決勝では、とんでもないバトルになりそうだ。

そんな中、岩渕麗楽が前日練習で左足首と膝を負傷し棄権となってしまった。世界選手権では、金メダルも期待されていただけに残念。

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スノーボードの基本グラブ技(名称)ご紹介

ウェデル:前の手を両足の間、つま先側にグラブする技。かつてはミュートと呼ばれていた。
インディ:後ろの手を両足の間、つま先側にグラブする技。ジャンプ初心者が最初に行う基本技としても有名だが、意外にスタイルが出し難いとも言われている奥深い技。
メランコリー:前の手を両足の間、カカト側にグラブする技。このメランコリーから身体を反らせるとスノーボーダーなら誰もが憧れるメソッドエアになる。


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