2024年ゴールデンウィーク直前!極上スノーアドベンチャーを満喫できるカナダ・ウィスラーの最新情報

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ゴールデンウィークが目前に迫る中、冒険心をくすぐる旅の計画を練っている皆さんへ。特にスノーボーダーの皆様には、一度は訪れたいカナダのウィスラーがおすすめです。今回は、4月20日の土曜日に現地でゲレンデの状況をリサーチしてきましたので、その最新情報をお届けします。ウィスラーへの旅が控えている方々、必見です!
スノーボーダーの方だけではなく、スキーヤーの方もぜひ参考にしてみてください。特にパーク状況をくわしくご紹介しています。
ここで紹介する写真は、すべて本日撮影。できる限り多くの写真をアップしますので、ここにアップされている写真の人々の服装なんかもぜひチェックして、ウィスラーで滑る際の参考にしてみてください。ご覧の通り、まだ多くの人は普通の冬のようなウエアを着ています。

レポーター:@fusakidmk

目次

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今春は1時間早めて9時にオープン!

この春のウィスラーで何が嬉しいかと言ったら、例年よりもオープンが1時間も早まり午前9になったこと!
例年、春シーズンになると急にオープンが午前10時だったから、それまでの時間、「もったないなあ」「かったるいなあ」と思っていたけど、それがなくなったのは、超ありがたいです。

今日は週末の土曜日で天気も良かったこともあり、9時にゴンドラ前に行くと、結構なスキーヤー、ボーダーがいました。

自分は今日は一人だったので、左側のシングルから並んだのですが、待ち時間は5分以上、10分以内だったように思います。おそらく、右の二人以上のメインの列にならんだとしても同じくらいの待ち時間だったでしょう。
おそらく、平日はほぼ待ち時間なしに上がれると思います。

ただこのゴンドラの待ち時間は、雪のコンディションしだいなので、この後に10センチ以上の雪が降るような日があれば、一気にローカルから集まり混むと思います。この時期に「雪が降るの?」と思うかもしれませんが、朝晩の冷え込みは強く、山の上では氷点下の気温です。この後の天気予報でも、まだ雪が降る日がありますので、天気予報の方もぜひチェックしてみてください。

ところで、私の友人の多くは、現在、朝イチで山に上がることはありません。
というのも朝は、バーンがとても固いからです。
たしかに上がってみたらカチコチだったけど、すでにややシャバり始めていたところもあり、それほど悪くなかったです。特に固いバーンをあえて求めるスキーヤー、あるいはカービング思考が強いボーダーの方にはいいかもしれません。
パークは、やはりもうちょっとシャバらないと難しいかな、と思いましたが、地元のキッズたちは元気よくSサイズのパークを流して、ウォーミングアップしていました。自分は、小さなヒップとウェーブだけ飛んだけど、気持ち良かったです。

(特に晴れた日は放射冷却で、朝イチのバーンは固くなります)

この春はブラッコムではなくウィスラーがオープン!

例年、春はブラッコムをオープンしていますが、この春、2024年はウィスラーがオープンしています。
先に伝えましたが、オープンは午前9時、クローズは午後4時です。



これまでブラッコムをオープンしていた理由は、ウィスラーはマウンテンバイクのコースの準備のため。しかし、今年はブラッコムのメインのリフトの1つであるジャージークリームを4人乗りから6人乗りにする工事を行うために、ブラッコムをクローズしてウィスラーをオープンしています。

ブラッコムの巨大パークが好きなスノーボーダーにはちょっと寂しいニュースかもしれませんが、個人的にはビレッジからアクセスしやすい、シーズン中もスクールの職場で通い慣れたウィスラーがオープンしているのは嬉しいこと。

また、ウィスラーがオープンしていることで、頂上のアルパインエリアではピーク、ハーモニー、シンフォニーなども楽しむことができます。
この極上アドベンチャーを楽しめる滑走や景色を見るだけでも、ウィスラーに来たかいがあるというものではないでしょうか。

(このテラスで朝のコーヒーを飲むのは最高の贅沢!コーヒーで4ドルは少々痛い出費だけど…)

オープンしているリフトをチェックできるゲレンデマップ

ウィスラースキー場では、人が集まりやすいリフト乗る場や降り場などで、いくつかの箇所でマップがあり、そこで現在、どのリフトがオープンしているのかわかるようになっている。

グリーン:オープン
イエロー:スタンバイ(間もなくオープン)
レッド:クローズ

特にピーク、ハーモニー、シンフォニーなどのアルパインのエリアを滑る予定がある人は、ぜひマップをチェックしてみよう。
レッドなら悪天候などの理由でクローズだけど、イエローなら間もなくオープンするので、とりあえずリフト乗り場まで行き待つといいかも。なぜなら、待っていれば、一番乗りでそのエリアを滑るチャンスが来るからだ。

(このマップは、ウィスラーゴンドラ上、アルパインのメインエリアのピークトゥピーク・ゴンドラの建物にあるもの。これで現在、どこがオープンしているのかわかる)

SサイズとMサイズのアイテムが充実したウィスラーパーク

ウィスラーのこの春のパークは、冬のシーズンよりもさらに拡大し充実しました。
サイズは、SとMだけだけど、より多くのエリアがパークコースになったので、長く楽しめるようになりました。

まず入口は、ライダー(滑り手)から見て、左がSパークのコース、右がMパークのコースになります。

(Sパークの入口付近の景色。ここにバックパックを置いているライダーも多いです)
(Sパークの最初のアイテムは、こんな感じ。右の方がちょっとサイズが大きいかな。アイテムは、時期により多少の変更があると思います)

以上の第1と言えるセクションを滑り降りると、左折して右折し、第2のセクションへ向かいます。
左折する時には、レギュラースタンスのライダーにとっては、バックサイドのヒップがあり、これが気持ち良く飛べました。

そして、いよいよ第2セクションですが、ここでは第1と違って、Mサイズは左側、Sサイズコースが右側になります。

(第2セクションでは、Mサイズは左側になるので、気を付けて!)
(第2セクションのMサイズの一発目は、上から見たら普通のキッカーだと思ったけど、ステップアップでした。飛距離的には、10メートルほどでしょうか。プール横幅分だから、まあまあなサイズですね)
(一方のSサイズのコースですが、連続エアできるウェーブ系のアイテムで左右に傾いていました。これはグッドアイデア!一発目にヒールでスピンして、2発目はトゥで…なんてアイデアも出て来そう)
(Sパークの後半は、こんな感じ。いいね!自分にとってSパーク愛好家にとっては、打って付けの練習環境)
(あちらに見えるMパークのキッカーは、なかなかキッキー。反りあがったデザインは、スキーヤー好みという感じも。高さは出せやすく画になりそうなアイテムです)

エメラルドチェアの乗り場近くは衝突事故が多いので気を付けて!

ここで大事な注意点をお伝えしましょう。
おそらく、ウィスラーで最もメインで使用する可能性が高いエメラルドチェア、その乗り場の近くは4つのコースが重なる衝突事故が多い場所です。特にこの春はパークが充実したので、一般のスキーヤーとパークライダーが重なります。
シーズン中でも衝突事故が多いので、私は普段スノーボードレッスン中、生徒さんに気を付けるように伝えています。それこそ、このエリアでは360度見渡し続けて、滑るくらいの気持ちがあっていいほどです。

上の写真は、その現場を伝えるものです。
撮影したのが、朝イチだったので空いていますが、普段の日中は最も混雑します。
①はリフト下で、あまり滑って来る人はいません。②がメインのコースでエゴボール(コース名)からの流れになります。③、④はローウィスキージャック(コース名)の流れになるのですが、特に②と③あたりの衝突が多いです。
そもそもSLOWサインがデカデカと掲げてあるのですが、なぜかスピードを出し、しかも周りを見れないスキーヤー、スノーボーダーが多いです。本当に何度も何度も、それこそ毎日のようにここで担架に担がれたケガ人を見て来たので、気を付けるようにしましょう。

特に午前中の雪のコンディションがちょうどカービングしやすくなった時間帯に、めちゃくちゃに飛ばすスキーヤーをよく見かけます。空いているゲレンデでも、スピードが出過ぎるあまり周りが見れていない状況になっているので、本当に怖い人たちだなあ、と思います。
だから、混んでいようが空いていようが、どんな時間帯でも気を付けてほしいです。

(朝イチの空いている時間帯でも衝突事故に気を付けてほしエメラルドチェア乗り場付近エリア)

初心者が楽しめる中間駅エリアもオープン!

GWにウィスラーまでスキーヤー、スノーボーダーは、きっとうまい人が多いのだろうけど、もしかしたらご友人、あるいはパートナーが初心者というケースもあるかもしれませんね。しかし、そんな方にも安心!


ウィスラーでは、初心者のエリアとして親しまれている中間エリア(通称オリンピックステーションとも呼ばれている)もオープンしていますよ。
遅くて、リフト降りも空いていて安心のオリンピックチェアもオープン。そして、リフトの乗らず、まるで空港の移動に使用されるようなマジックカーペットもあります。
初心者のスキーヤー、スノーボーダーでも楽しめる環境が整っています。

(マジックカーペットもオープンしているので、リフトの乗り降りが苦手なボード初心者も安心!)

バックパックはラウンドハウスの外側に

ウィスラーの食事は、安くて10ドル、普通にメインものをオーダーしたら20ドル掛かります。これでドリンク加えたら、25ドル~30ドル掛かっちゃいそう。まあ、正直大した料理でもないと思うので、毎日の節約にランチを持って行きたいという方もいるのではないでしょうか。

そんな方は、ランチを入れたバックパックをレストハウス(名称:ラウンドハウス)の建物の外側のラックに引っかけることもできます。
だけど、バックパックは決して良いものを持って来ないように。私の友人に過去、春の時期に盗まれた人がいます。
おすすめは、100均で買えるような巾着袋。そこにおにぎりとかサンドイッチとかフルーツとか入れて持って来てはいかがでしょうか?それなら万が一盗まれたとしても、どってことないし。
絶対に盗まれるようなことはないけど…。もしかしたら「うわあ、オシャレな巾着!」みたいな感じで、持って行ってしまうような小僧が現れるかもしれません。

また、ラウンドハウスの2階のコーヒーステーションの横に、電子レンジも置いてあります。かつては、もっと様々な箇所にあったのですが、コロナになってからこの1か所になってしまいました。そもそも山は、スキー客がランチを持って来ることに、あまりウエルカムでないようで、ラウンドハウス内にかつてあったバックパックを引っかけるようなラック、あるいは電子レンズもどんどん撤収されちゃいました。だけど、まだコーヒースタンドの横に一か所だけあるので、冷たくなって食べ難くなってしまったおにぎりなど、温めるといいでしょう。
ちなみにその電子レンジ横には無料で熱いお湯をもらえる給湯器のようなもの(銀色のマシーン)があるので、強者は(?)カップヌードルを持って来るといいかもしれませんね。個人的には、「山でカップヌードルはちょっと反則過ぎないかなあ」と思いますが、よくアジア系の方が、持って来ています(笑)。

’(ラウンドハウス建物のラックの様子。ここ本当は、スキーとか立てかけるところだと思うのですが、なぜかバックパック掛けに使われています)

ビレッジには滑って降りられないので中間からゴンドラを利用

例年、GWの時期は滑って降りることが多いのですが、今季は暖冬で雪不足のため滑って降りることができません。実際に滑りエリアに関しては、問題なく広大でスキー、スノーボードを思う存分楽しめますが、ビレッジまで降りる際にはゴンドラで降りる必要があります。
ちなみにシーズン中は、中間駅の近くにあるフィッツマンズチェアを使って降りるという裏技もありましたが、現在はそのフィッツマンズは動かしていないようなので、ゴンドラで降りることになります。

(オレンジのネットが張ってあり、絶対に滑って降りれないようになっています)

たまに誤って降りる場所を間違えて、登りのゴンドラの方に行ってしまう人がいます。まさか!と思うかもしれませんが、一日中滑って疲れていると、注意力も衰え、また海外に来て時差ぼけということも影響しているのか、そういう方が出て来るのです。

あと、土日の天候が良く混んでいる日は、3時以降は降りるスキーヤー、スノーボーダーが増えます。できれば、2時半くらいに上がると、混雑から解消されるので、その時間帯に降りることをおすすめしますが、やはり3時以降まで滑りたいという方はそのへんも考慮されてみてください。
まあ、春なので、そんなに混まないとは思いますが、冬場のシーズン初めでまだビレッジまで滑れない時期には、30分以上待たされることもありました。

(DOWNLOADは上から滑って来て左側にあります。間違って再び上がらないように、右側のUPLOADに行かないようにしましょう)

●質問がありましたら、[email protected]、あるいはインスタでメッセージをください。
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