Jimmyの故郷 ウィスラーでシーズンin!

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Jimmy(ジミー)が帰ってウィスラーに帰って来た!
Jimmyにとってカナダは高校時代過ごした故郷。ホームマウンテンと言っていいだろう。
今季の日本は雪が少なくて、満足なプロ活動ができなかったと言うJimmy。彼にとっての本当のシーズンインはここからだ。
これから練習に明け暮れ、撮影を行い、プロ・ライダーとしての本格的な活動ができる。だから、今、元気一杯だ。

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Photo & Story: Fusaki Iida

Jimmyが最初に撮影ポイントとして選んだのは、ハーフパイプ。どんな意図があるかはわからないが、ハーフパイプに入りたくて仕方ない様子。確かにこの時期に、パイプ・ドラゴンを使って毎日良いシェイプでパイプを楽しめるというのもなかなかない。
そこでJimmyは、のっけからビシっとハンドプラントをしっかりと決めてくれた。

しかし、職人Jimmyは、グラブの位置や撮影位置などもう1つ納得いかない様子。カメラの位置を半歩とか、30cmほどリップに近づけたり指示する。ここまで支持を受ければ、ライダーに自信がある証拠。撮影している側も安心して、近づける。

通常撮影では、「もしもライダーが転倒したらとか、近づき過ぎたら」ということを考えて、カメラ位置など考えるが、ことJimmyに関しては大きな安心感がある。彼はライダーながら、常にカメラマンの心を理解しフィルターを覗いてようなライダーだ。太陽の位置から影をも計算に入れ、その技の最善にカッコ良いポイントを見つけていく。
相変わらずの職人肌に舌を巻いた。

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それから、恒例のナチュラルヒット。
毎春、様々なライダーと撮影に行くが、パーク以外の撮影ポイントとなると、Jimmyと行くことが多い。彼はそれだけ目の付け所が良いのだ。この時期のブラッコムは、自然の地形を活かして遊ぶことができる。そんな魅力を伝えたいと言うのだ。

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この後は、DMKのハウツー素材の撮影にちょっと付き合ってもらい、そして仲間たちとパークラップ。DMKとの撮影は解散となった。きっと、こうしたパーク・ライディングからまた撮影ポイントなどを探っていくに違いない。また、様々な新しいことにチャレンジし、ライダーとして腕を磨いていくのだろう。

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(左から、Jimmy、佐藤夏生&亜耶、ダン。)

Jimmyは、雑誌の表紙を飾ったり、有名なフィルムクルーでパートを取るようなライダーでもない。普段は、メーカーの催事の手伝いや、ユーザーの気持ちに立ってアドバイスなどする仕事もしている。彼は常にスノーボードを盛り上げるような影の役割を果たして来た。そして、今日のように一度、撮影となれば、短い時間でしっかりと仕事をこなし画を残していく姿も見せる。自分もこれまで様々な有名ライダーとも撮影したが、やはりJimmyほど撮影しやすいライダーはいない。彼はそういった意味で、誰よりもプロフェッショナルなのだ。

Jimmy Sponsors:
FLOW, westbeach, sandbox, pow gloves, jam’s wax, bs east, the 0123

 

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