スイス出身のメダル候補がスイッチ・アーリーウープ・ダブルバックサイド・ロデオ1080をメイク!

北京オリンピックでもメダル候補とも呼ばれるスイスのヤン・シェーラーが、世界で初めてとなるスイッチ・アーリーウープ・ダブルバックサイド・ロデオ1080を決めた。

これまでにも同トリックで900までは決めていたヤン。
今回の1080まではプラス半回転180を加えたことで、相当難易度が上がったようだ。
実際メイクした身体の動きは、ひじょうにトリッキーに感じる。

すでにこのトリックの構想は5年前からあったそうで、おそらく頭の中のシュミレーションでは、何度もメイクしていたのだろう。
今回、嬉しい初メイクに仲間が駆け寄る姿が印象的だ。

北京で同じくメダルを狙う、平野歩夢、戸塚優斗、片山來夢らの日本勢にとって、ヤンがこのトリックを決めたことは、相当な警戒となりそうだ。
というのも、ハーフパイプ・コンペティションのヒストリーの中でも、祐逸無二のトリックは高得点となり、結果、優勝につながることがあるからだ。
過去には、ソチ五輪で金メダルを獲得したユーリ・ポドラドチコフ。奇しくも彼もスイス出身のライダーであったが、当時の大会ではヨーローフリップ(=キャブ・ダブルコーク1440)のインパクトで、ジャッジのハートを掴み金メダルを持って行った感がある。

その2年後に平野は、掟破りとばかりにXゲームで、ユーリの目の前でヨーローフリップを決めて、優勝してみせたが、今後、日本勢にも今回、ヤンが決めた同様のトリック、あるいはそれ以上のインパクトあるトリックが必要に迫られるのではないだろうか。