【インタビュー】平昌オリンピックで日本中に名を馳せた!/大久保勇利

 

平昌オリンピックの前年に、世界ジュニア選手権ビッグエアー優勝を成し遂げると、その勢いのままジュニアという枠を越えてワールドカップに出場!ドイツでのビッグエアー大会で2位という快挙を得て、たちまち日本期待の選手として注目を浴びた大久保勇利。
オリンピック出場という目標に燃え、クラウドファンディングでの資金集めなど、苦労しながら駆け抜けたシーズン。遂に夢舞台に立ち日本中に名を馳せることに成功した!
オリンピックを終えて、大久保勇利は今、何を考え次の目標に向かっているのだろう。
自身の活動報告のためヘルメットのスポンサーであるSandbox代理店、フィールドゲートに立ち寄った勇利。フィールドゲートのムラッチョ社長にインタビューしてもらった。

Photo & Interview by Yoshio Murata

-まず、2018/2019 JAPAN強化指定選手、最高のSランクおめでとう!

勇利:ありがとうございます。
すでにシーズンスタートした感じで、明日から合宿です。
体力測定や、アスリートととしての心得などの座学もあります。

-オリンピックが終わって今は少しのんびりしてる?

勇利:はい、スケートやったり、キングス行って練習したりしています。
あとは、これから遠征や合宿が始まって学校にも行けなくなるので、集中的に高校の勉強やっています。

-オリンピックに出て何か変わった?

勇利:周りの人たちがやさしくなりました(笑)

-それ、わかる!(笑)
初めてのオリンピックは緊張しなかった?

勇利:緊張しなかったです。
ワールドカップとか、他の国際大会とあまり変わらない感じでいられました。
自分の中ではオリンピック出場が最終目標じゃないからなのかもしれません。
XゲームやUS OPENなどに出場して、結果を出したいです。
そのために、今シーズンも8月からスタートするワールドカップで結果を出すことが今の目標です。

-そうなんだ!これからの活躍も期待できるね。
ちなみに、何歳の時オリンピックに出たいって思ったの?

勇利:中学2年生の時、テレビでソチオリンピックのスロープスタイルを観て、これに出たい!と思いました。
それでプロになって、平昌オリンピックで日本代表になる!って目標を立てました。

-何か簡単に言ってるけど、プロになるのも凄いことだし、オリンピックに出場することなんて奇跡だよね。
オレ、ユウリが出場したスロープスタイルの予選2本目、着地もバッチリ決まって感動したから、今でも映像残してあるよ(笑)
ちょっと映像観ながらコメントもらっていいかな?

勇利:そうですね、意外と点数でないんだなぁって思いました。
後半のキッカーは良かったんですけど、前半のアイテムでもう少し点数稼げれば良かったです。
実は、練習の時にキッカーの着地でアゴを打っちゃって、口が動かせないくらい痛かったんです。それでその状態で予選1本目だったんですけど、またキッカーの着地で顔面打っちゃって、さらに悪化。テンション最悪状態で2本目のランでした(笑)

-そうなんだ、いつも笑っているけど、メンタル強いんだね(笑)

勇利:メンタルはそんなに強くないけど、やられたままでは終われないですね(笑)

-今日はありがとう!それでは最後にコメントいいかな。

勇利:今回、本当にたくさんの人に応援していただいて平昌オリンピック日本代表になることができました、本当にありがとうございました。
家族、地元の方々、サポートしていただいたメーカーさんやスポンサーの方々、そしてオリンピック代表に決まっていない時から、クラウドファンディングでご支援いただいたみなさんに感謝しています。
これからも、世界で活躍できるようにがんばっていきますので応援よろしくお願いします。

インタビュー後記:
思えば、4年前北海道のライダー“TERU”(藤本光海)から電話で
「自分が面倒みている子の中に、凄い子がいるんでぜひSANDBOXでサポートしてもらえませんか?この子オリンピック行きますよ!」って紹介されたのがユウリでした。
まさか本当に日本代表になるなんて、ユウリも凄いけどTERUも凄いな(笑)。

今回、ユウリが活動報告を兼ねて挨拶に来てくれて嬉しかった。
年齢からしたら親子くらい離れているから、会話も続かなさそうだし、ユウリも話すの苦手だしなぁ、なんて思っていたけど、今のユウリにはそんな心配は無用でした。

スノーボードが好きで、自分のスタイルを持ってそれを表現して、目標を達成させる。
改めて凄いスノーボーダーだと感じました。
これからも、キッズ・スノーボーダー達の見本となりたくさんの人達に感動や夢を与えるアスリートになって欲しいと思います。

大久保 勇利(Yuri OKUBO)プロフィール

生年月日 2000年 7月 27日生まれ 17歳
血液型 A型
出身 北海道 札幌市
学歴 青森山田札幌校 3年生
資格 中学2年生の時にスノーボードプロ資格を取得

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ROME SDS, ムラサキスポーツ, REVOLT, sandbox, ARK, UN, 富山KINGS, お宿 いのや, 新札幌いった歯科, shyマウスガード, 北海道ハイテクAC, GET-UP

主な戦歴
2017年 F IS世界ジュニア選手権ビッグエアー優勝
2017年 ワールドカップ ビッグエアー ドイツ大会2位
2017年ワールドカップ スロープスタイル アメリカスノーマス大会6位
2018年 平昌オリンピック スロープスタイル 14位
2018年 平昌オリンピック ビッグエアー 18位
2017-2018シーズンFIS スノーボードワールドカップビッグエアー2位