原点回帰!上田ユキエ ウィスラーでシーズン始動!!

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長年、ガールズ・スノーボードシーンを牽引して来た上田ユキエがウィスラーでシーズン・イン!
現在は、アメリカLAに拠点を構え、ママ・ボーダーとしても活躍。あいかわらず、というか・・・。むしろ一層、積極的にも活動しているように見える。その元気な原動力はどこから来るのか。そもそもウィスラーでシーズン始動した理由は?また今季のテーマなど、ウィスラーに来ているユキエちゃんをキャッチして伺った。

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――今回のウィスラーのテーマは?

ユキエ:『私の原点』でしょうか。
始めてウィスラーに行った1993年からまさに23年目。
今もドキドキしています。ずっとそんな気持ちを持ち続けて挑戦していたいです。
ウィスラーに来れば初心を思い出します。私のスノーボードの始まりの地ですから。

――2015年の夏に、ガンにもつながりそうな悪い細胞が発見され、その時に手術。あのこともあって、より一層一日一日を大切に生きているようにも見えます。

ユキエ:命の尊さを実感する出来事が自分の身に起きて、改めて思ったんです。守りの人生じゃなくて挑戦の人生でいたいって。

私にとって自分の身よりもかけがえのない大切な我が子の存在ができました。大切なものを守りたいという意識はもちろんありますが、それと挑戦をやめるのとは違います。
家族に対して母としての自分と共に私自身も生きています。

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――本当、相変わらず精力的な活動ですが、今年5月にもウィスラーに来ていますね。

ユキエ:5月は、撮影でウィスラーに来る機会があって。その時期に来るのも久しぶりで凄く感動して。そして思ったんです。ああ、冬のウィスラーにまた行きたい!って。それが実現しました。

スノーボーダーであることを仕事にできている人生が私の誇りであり、これからも目標です。
願い、考え、動き、結果につなげる。その最初の願う気持ちがスノーボードに対しては他の何よりも強く思えるものなんです。だから叶う可能性も高くなるんだと思っています。

世界中にまだまだ行きたい雪山があります。行ったことのない場所も沢山あって、どれだけ行けるかなってワクワクしています。その中で、行ったことがあるけれど行けば必ず何か感じられる場所が、ウィスラーです。
だからきっと今回のこの滞在にも、私の人生にとっての大きなヒントが隠されているのかもしれないなと思っています。

 

――人は何か直観を感じると、おもいきった行動に移せる一方、様々なしがらみで断念することも。だけど、ユキエちゃんは、常に行動という一歩を踏んでいますね。

ユキエ:ウィスラーが何かを与えてくれるとかではなく、ウィスラーに行けば必ず何かを吸収して新しい自分になれると私は確信してるのかもしれません。
だから、自分にプレッシャーを与えながら必ず見つけようと思ってここへ来るのかもしれません。
そしてそれに応えてくれるウィスラーがドンと構えていてくれるんです。

今日初めてウィスラーを滑って思いました。
やっぱり、ウィスラーだ!って。
ここは今では素晴らしいリゾートです。でも、ウィスラーの山自体はお金や人工では作れない大自然の素晴らしさなんです。
この距離、この地形を滑れることが、何よりもの価値なんだと再確認しました。
その自然の魅力こそが、私を突き動かす原動力なんだと思います。

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――ところで、現在のガールズ・スノーボードシーンってどう思いますか?
ユキエちゃんは女性初でビデオのプロモーションをし、またボードのリリースまでして来ました。
日本のガールズ・スノーボード・シーンをまさに切り開いて来ましたが、現在のガールズシーンに思うこと。期待しているガールズライダーなど教えてください。

 

ユキエ:現在というか今後、今までよりもっと若い子達が出てくると思います。それが楽しみでなりません。
若手だった幸(田中)がベテランになり、小学生だったかれん(岩垂)が日本を代表する女性アスリートになり、時代は動いています。
これまでこの業界でやってきた女性ライダーの活躍が全てに活かされていると思うんです。そう思えることが、自分自身も含めスノーボーダーとして魂を燃やしてきたライダーのやりがいであり、これからの可能性になっていると思います。
これからの業界が楽しみでなりません。

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(今回は、田中幸ともセッションをし、共にウィスラーで良い時間を過ごせたようだ。)

 

 

――凄いな。あいかわらず常に前向きでエネルギッシュなユキエちゃんを感じます。
今季は、これからどんな動きですか?

ユキエ:このあとはシアトル、そして日本で滑ります。今季は今季にしかないシーズンにしたいです。
いつのシーズンもこれは二度と来ないシーズンだと思い聞かせて過ごしています。

――今季もますます活動的なユキエちゃんを期待しています!

ユキエ:私は家庭を持つようになり、より自分の人生が充実していると感じています。自分の時間は変わり、自分だけの都合で行動出来るわけではなくなり、自由でなくなったとも言えるのかもしれません。
でもこれも私の選んだ私の自由な人生なんです。
与えられた時間を有意義に過ごし、そして周りのものに感謝する気持ちを力に変えていけるように頑張りたいと思います!

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上田ユキエ プロフィール
ウィスラーでスノーボードを始めハーフパイプやビッグエアなどの競技を経てバックカントリーの魅力にもハマる。
オールラウンドにスノーボードを愛する。
プロスノーボーダー歴21年目
現在アメリカに移住し結婚出産をしスノーボード活動を続けている。
リルキッズ&ママスノーボードプロジェクト運営
CALI LIFE CAMP 運営

上田ユキエ オフィシャルブログ『プロスノーボーダーママ!』
http://ameblo.jp/yukie-ueda/

Sponsors: K2, Billabong , Morispo , Neff, Zoot , Corazon

 

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