期待の星!超アグレッシブ・ライダー/臼井 マコト

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最近、週間で更新しているこのコーナー。今回は久しぶりにライダーの登場!プロになったばかりのdmk期待の星、臼井マコトに、プロになるためにはいかなる努力を積んだらなれるのか語ってもらった。

 

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フサキ(以下F):プロ昇格おめでとう!
臼井マコト(以下M):ありがとうございます。

F:今の気持ちは?
M:今まで戦えなかった人たちと戦えるようになったので、嬉しいです。

F:マコトにとってプロになることは目標というより通過点と考えたと思うけど、それでもほっとしたという気分は強いのかな?
M:プロになる前はプロになったらほっとすると思っていたけど、逆にプロになったら、やっつけたいと思うほど凄い連中に囲まれて、気が引き締まりました。特にライオくんは、本当、凄いと思いますよ。今の僕の実力じゃあ、まだまだトップには食い込めないけど、少しでも上を目指していきます。

F:プロと言っても100人以上いると思うけど、今の自分はどのへんいると思う?
M:あきらかに下ですね。やれる技が、限られているので。オレは2年間やっている技が、変わっていないんですよ。それは、ケガしたこともあるし、またシーズン前に絶対に転ばない技ということで、練習してましたから。プロに上がれるルーティーンとうことで、練習してきたのでこれからやらなきゃいけない技がたくさんあります。

F:プロになるためにはこの技が必要。ということで、ずっと同じような技を確実にものにしてきたという意味で、マコトの本気を感じとれるよ。ところで、自分が理想とするようなトップ・クラスのプロになるための歳月はどれくらい掛かると思っている?
M:1年です。

F:その根拠はどういったところから来るのだろ?いろいろ計画とか立てているの?
M:うーん、それは難しいですね。だけど、絶対これをやったら勝てるという技、ルーティーンがあると思うんですよ。それを目指して、できるようになればいいんですよね。今、日本にプロの中でそうやってしっかり考えてやっているのは、ライオくんぐらいだと思っています。だって、必ず上位にいるから。

F:このホームページを読んでいる人は、プロを目指している人もいると思う。だから、マコトの一年の行動を大雑把でいいから教えてほしい。どのような行動で、プロになったかを。
M:シーズン初めはカナダのウィスラーにいました。それから日本に帰ったんだけど、一発でプロに上がることしか考えていなかったです。それで、きちんと一戦目で上がることができました。その後は、またウィスラーで短期だけど行って、今は日本の仕事が忙しいですね。

F:仕事の方は何やっているの?
M:GUSHのウエア・デザインです。春から夏にかけては、海外に行く予定です。

F:ウエアのデザインの仕事をやるということは、将来ずっとスノーボードで飯を食うための行動なのかな?
M:デザインは昔からやりたかった仕事なんです。今回、日本の滞在が長いということから、GUSHの社長さんからチャンスを頂いたんです。アマチュアのことからお世話になっていて、とても感謝しています。

F:自分がやりたいこををポジティブにやっていくことはとてもいいことだと思うな。
M:本当デザインが好きなんですよ。というか自分が着るものは、自分で納得するものを着たいですからね。個人的にはストリート・ウエアをやりたいと思っています。

F:ところで、マコトにとって上達に大切なことって何だろ?
M:ハングリーです。

F:今後の目標は?
M:とりあえず一個一個目標を立てて、それをやっつけていきたいです。


編集後記:
今から3年前、ひたすらハイクアップする若者がいた。彼はお金がないので、リフトを使わないで2時間以上のハイクアップでブラッコムに上がっていたキセル乗車ならぬキセル・ライダーである。そこまでハイクアップできる人間なんて予想もできないからブラッコムの山もいちいちチェックしない。そんなガッツあるライダー臼井マコトは今年晴れてプロになった。彼の今回のインタビューを通じて、結果とは努力によって生まれるものだとつくづく痛感した。

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