ヒールサイドのJターンでカービング技術を磨こう!

Photo: Yohei
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トゥサイド(つま先側)は比較的に誰でもカービングターンが可能ですが、ヒールサイド(カカト側)のカービングは苦労する方が少なくありません。
それでは、どうしたらいいでしょうか?

まず基本的には、スノーボード HOW TO カービングターン 5つのステップアップで誰でも簡単にできる!でも説明していますが、姿勢が大切です。

①足首、ヒザをしっかりと曲げること
②上体をできる限り起こし、太ももの筋肉をしっかりと使うこと(※この時、太ももの筋肉がない方は、上半身が前に倒れてしまいがちになりますが、できるだけ起こしことで、より雪面にカカト側のエッジングをすることができます)

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つま先側からカカト側に移行したら、すかさず上記に説明した姿勢を意識するといいでしょう。

まずは、こうした正しいカカト側の姿勢を斜面を横切る斜滑降で練習してみましょう。
次に今回のハウツーでおすすめするJターンのおすすめです。

Jターンとは、まるでJの時を雪面に描くように、直滑降から山側にターンを仕上げることです。
できる限り、山側に切り上がるように試みることで、この練習効果は上がります。

スピードを有するし、後方から滑るスキーヤー、スノーボーダーは予測不可能な動きでもあるので、空いているところ。また後方確認はしっかりと行った上で練習してみてください。

そして、できれば270度ターンのJで終わらずに360度ターンを目指してほしいです。
実際に360度ターンを強引にでも行うことで、よりこの練習効果は高まります。

①さあ、気合を入れてトゥでスピードアップだ!
②ヒールに入ったら、サイドカットに乗るような感覚で、決してピボット(旋回運動)を慎むこと。自然に曲がるんだから。
③山に上がる入口で、そろそろ後足に乗って行かないと。
④さあ、スポードを落とさず、勇気を持って山側へ。
⑤後半、テールプレスするぐらい後足に強く乗る。
⑥最後は尻もちを付くように…、360度強引メイク!実質、270度まではカービングだったかな。

このように斜面の山側に切り上がるために必要な動きは、ターンの後半に後足に徐々に乗っていくことです。まるでボードを進む方向に押し出すように、後足に乗っていくようにします。すると、よりキレがあり、加速させるようなヒールサイドのカービングターンが体現できるでしょう。

ヒールサイドのカービングが強化されれば、雪面に手を付けることや、ターン中にグラブすることも可能になります!

カチコチのバーンで、このようなカービングターンをすることは難しいですが、シーズン中の朝のピステがきれいに掛かった状況や、春のシャバり始めた状況では行いやすいので、ぜひ試してみてください。

飯田房貴(いいだ・ふさき) プロフィール
@fusakidmk
東京都出身、現在カナダ・ウィスラー在住。
スノーボード歴39シーズン。そのほとんどの期間、雑誌、ビデオ、ウェブ等スノーボード・メディアでのハウツーのリリースに捧げている。
90年代を代表するスノーボード専門誌SNOWingでは、「ハウツー天使」というハウツー・コラム執筆。季刊誌という状況で100回以上連載という金字塔を立てる。またSnowBoarder誌初期の頃から様々なハウツー・コーナーを担当し、その中でも一般読者にアドバイスを贈る「ドクタービーバー」は大人気に!その他、自身でディレクションし出演もしたハウツービデオ&ハウツー本は大ヒット。90年代のスノーボード・ブームを支えた。
現在も日本最大規模のスノーボード・クラブ、DMK Snowboard Clubの責任者として活動し、レッスンも行っている。
普段は、カナダのウィスラーのインストラクターとして、世界中の多くの人にスノーボードの楽しさを伝え続けている。2016-17シーズン、ウィスラーのインストラクターMVPを獲得!!
著書に『スノーボード入門 スノーボード歴35年 1万2000人以上の初心者をレッスンしてきたカリスマ・イントラの最新SB技術書』、『スノーボードがうまくなる!20の考え方 FOR THE LOVE OF SNOWBOARDING』がある。


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