飛んだ出来事を自作自演した五輪アメリカ代表選手が懲役20年の可能性

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2014年アメリカ代表として、2014ソチ・オリンピックに出場したスノーボードクロス選手のダニエル・ジェイコブ(※五輪成績は準決勝進出で9位)は、飛んだ出来事を自作自演して、その罪で懲役20年の可能性があると、ワシントンポスト誌などが報じた。
https://www.washingtonpost.com/lifestyle/2023/05/12/trevor-jacob-youtuber-plane-crash/

記事によると、2021年11月、ユーチューバーとして活動していたトレバー・ジェイコブは、操縦していた飛行機にトラブルが発生。急遽パラシュートを着用して脱出、無事に生還を果たた。その一部始終を記録した映像は自身のユーチューブチャンネルでタイトル名『I Crashed My Airplane(僕の飛行機が墜落)』でアップし、これまでの間に400万回以上の再生数を叩き出している。ところが、この奇跡の生還劇が実は自作自演だったことが判明。その結果、懲役20年にも及ぶ刑に罰すられる可能性があると検察が先週木曜日、5月11日に発表した。

スノーボードに限らず、どんなスポーツのオリンピック選手にも引退後の進路が問題になることは多々あるが、過去の栄光に囚われて誤ったライフプランを選択してしまった選手も少なくない。しかし、今回犯したジェイコブの誤りは、あまりにも代償が大きいものとなりそうだ。

それにしても命を懸けた飛行機事故を装った度胸があるのも、元オリンピック選手の能力かな。ちなみにジェイコブは、「エンジンが故障した」と声を上げる前にパイロット用のドアを開けていたこと、また脱出する際に使っているのは非常用のものではなく、スカイダイビング用のパラシュートだったということも指摘されているという。

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