【ハウツーコラム】シーズン前に必ずブーツを履こう!

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Text: Fusaki Iida

シーズン前にぜひやってほしいことがあります。
それは、今、スノーボードのブーツを履くということです。

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オフシーズンの間、どこかに仕舞っておいたブーツを再び履いてみると、思っていた以上に固く、窮屈に感じるもの。

シーズン中は、頻繁に使うことでブーツは柔らかくなり、またインナーも自分の足で押し続く状態になるので、ブーツ内にルーム(空間)が広がります。しかし、しばらくそのまま放っておいたブーツは完全に乾き、再び固さが出てルームも狭くなるものです。

だから、そのまま寒い雪上でブーツを使用すると、「キツい」と感じたり、固いブーツが「痛さ」を感じることもあります。
昨年のブーツをそのまま使用したので、快適だと思っていたのに、雪上で違和感アリアリなんてことも・・・。

しかし、今!
今日にでもブーツを履いてみると、その違和感はだいぶ解消されるでしょう。

 

ブーツを履いたらスクワットをやろう!

まず、ブーツを履いてみたら、おもいっきりヒザを足首を曲げるようにしてみてください。

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意外にヒザや足首が曲がらないことに気づくことでしょう。
そう、ブーツが固くなってしまったのです。

それから、その場で屈伸運動やスクワットをやってみましょう。

すると、普段行っているスクワットとは違って、うまくヒザを曲げれないことにも気づくことでしょう。
そう、ブーツを履いていると、なかなか思うように屈伸運動ができなくなるもの。
だからこそ、こうした事前の運動が役に立ちます。

あとは、実際に雪上に立ったイメージで、スノーボードの運動をやってみましょう。
そう、ジャンプしたり、180度スピンするような動きも良いですよ!

シーズンインのブーツの窮屈さ、痛さを解消し、しかも準備運動にもなります。
一度だけでなく、何度か行えばさらに効果が高まること間違いなし。

ぜひお試しあれ!

 

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飯田フサキ プロフィール
東京都出身、現在カナダ・ウィスラー在住。
スノーボード歴30シーズン。そのほとんどの期間、雑誌、ビデオ等スノーボード・メディアでのハウツーのリリースに捧げている。
90年代を代表するスノーボード専門誌SNOWing誌では、「ハウツー天使」というハウツー・コラム執筆。季刊誌という状況で100回以上連載という金字塔を立てる。またSnowBoarder誌初期の頃から様々なハウツー・コーナーを担当し、その中でも一般読者にアドバイスを贈る「ドクタービーバー」は大人気に!その他、自身でディレクションし出演もしたハウツービデオ&ハウツー本は大ヒット。90年代のスノーボード・ブームを支えた。
現在も日本最大規模のスノーボード・クラブ、DMK Snowboard Clubの責任者として活動し、シーズン中に一回は日本へ帰国しコーチングも行っている。
普段は、カナダのウィスラーのインストラクターとして活動し、今なお世界中の多くの人にスノーボードの楽しさを伝え続けている。

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