【ハウツーコラム】技術力、良いギア、メンタル力、〇〇=スノーボード上達!

 

スノーボードがうまくなるためには、どうしたらいいのだろう?

技術を高めることが大事というのはわかる。
だから、僕たちはスノーボードのハウツーなどで知識を高めて実践していく。

また、上達するマテリアルを使うことも大事だ。
多くの人は、ボード(板)やブーツといったメインとなるギアへより意識がいきがちだけど、細かいところでは転倒時の板さや怪我を軽減してくれるプロテクターやヘルメット、サポーターというところも大事な点である。
さらに細かく言えば、良いソックスを持ち、良いインソールを持つなど快適にスノーボードを楽しむことも大切だろう。

そして、さらにメンタル面の強化。
自分自身の心に打ち勝つためにも、今日のスノーボードで起こったことを日記などの書き留め、どのようにっしたら克服できるか考えてみたり。
明日の理想のスノーボーディングのために、事前にイメージ(※イメトレ)してみたり。
怖い場面では、ポジティブにやるべきことに集中して、ネガティブな雰囲気を取っ払うことも大切だろう。

しかし、以上の3つのテーマと同じくらい、いやもしかしたらそれ以上、大切なことは?

スノーボーダーとしての体力を付けていくことだ。

誰もがなんとなくわかっていることだけど、再確認しておきたい。

体力には、筋力や持久力、さらに細かく言えば、繰り返しの負荷を続けるための筋持久力がある。
ここでは、それぞれの細かい体力強化内容は差し控えるが、この大切さを改めてお伝えしたい。

自分の30年近くにも及ぶスノーボード・コーチングの経験上、体力がある方は上達が早い。

理由は一目瞭然。

まず第一にスノーボーダーに必要な筋力がある。
例えば、レッスンをしていると、止まっている状態で180度ジャンプできない方がいる。
また止まった状態で、ヒールサイド(カカト側)で立てない方もいる。
そんな方は、飛び跳ねることが自由にできる方よりもハンデを背負っていることになる。

あとは、朝から始めたレッスンで、ゲレンデがクローズする午後3時まで滑り続ける体力がある方もいれば、ランチ後に急に体力がなくなり、もう滑れないという方もいる。そういう人は、他の方よりも練習量が少なくなってしまう。

太っている方は、転倒時の衝撃も強くなり怪我リスクも高くなる。プロ・スノーボーダーの多くは、細マッチョ・タイプが多いが、できれば体重マネージメントが必要だ。

柔軟性が高い人は、怪我を防ぐ。
子供を見ればわかるだろう。2階の階段から落ちても怪我がないなんて、子供ならでは。
キッズ・スノーボーダーたちは柔軟性に富んでいるので、転倒しても怪我するようなことは滅多にない。

以上のようことを考えると、スノーボードの上達において、
体力を強化すること(※柔軟性を高めるストレッチング、ヨガなども含む)は、技術向上、より良いギア選び、メンタル強化と同様、もしかしたらそれ以上に大切だ。

つまり、スノーボーダーにとってのオフシーズンは、この体力強化の大チャンスなのだ!

スノーボーダーにとっては、悲しいオフシーズンだけど、自分なりの体力強化の方法を見つけてみよう!

 

飯田フサキ プロフィール
東京都出身、現在カナダ・ウィスラー在住。
スノーボード歴34シーズン。そのほとんどの期間、雑誌、ビデオ等スノーボード・メディアでのハウツーのリリースに捧げている。
90年代を代表するスノーボード専門誌SNOWing誌では、「ハウツー天使」というハウツー・コラム執筆。季刊誌という状況で100回以上連載という金字塔を立てる。またSnowBoarder誌初期の頃から様々なハウツー・コーナーを担当し、その中でも一般読者にアドバイスを贈る「ドクタービーバー」は大人気に!その他、自身でディレクションし出演もしたハウツービデオ&ハウツー本は大ヒット。90年代のスノーボード・ブームを支えた。
現在も日本最大規模のスノーボード・クラブ、DMK Snowboard Clubの責任者として活動し、シーズン中に一回は日本へ帰国しコーチングも行っている。
普段は、カナダのウィスラーのインストラクターとして活動し、今なお世界中の多くの人にスノーボードの楽しさを伝え続けている。2016-17シーズン、ウィスラーのインストラクターMVPを獲得!!