自分の足のメンテナンス忘れずに!

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自分の板のメンテナンスなどギアチェックはしっかりと行っているのに、肝心の自分の足、ほったらかにしていませんか?

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これ、自分の足なんですが、今季もうっかりとやってしまった。
中指のところが、ブーツに当たって。
おそらく、ただ単に爪を切っていれば、こんなことにならなかったと思います。

スノーボードをする上で、自分の足のメンテナンス、すなわちケアすることって大切です!

シーズン前に足のマッサージをして、土踏まずのところが痛くならないようにしたり、ふくらはぎなどストレッチングしたり。シーズンに入って、快適に楽しくスノーボードしたいから。

次にかなり深刻な例もお見せしましょう。

こちらの写真の主は、DMKでも応援しているライダー、オカマイさん。
可哀そうに、これでは痛くて滑りに集中できないのでは!?
でも、毎日、山で見かけるけど。
よくこれで滑っているなあ、と。

イントラ仲間にこの写真を見せたら、みんなビックリ。
手遅れと言ったら申し訳ないけど、ここまで来てしまったら、手術で骨をカットしないと。なんて恐ろしい話も出ています。

もちろん、そうしたくないので、まずはオリジナルのインナーを作成することを勧めました。
カナダだと、イントリューション・ライナーというインナー専門のようなところがあります。

より自分の足にあったインナーを求めて、結構、多くのイントラが利用しています。
ただ、インナー代金に加えて成型代金が掛かるので、価格は300ドル、およそ3万円も掛かってしまうようです。
痛いですね。

日本だったら、DEELUXEのサーモインナーが有名!
インナー専用の電子レンジでチンして、できたてのパンのようにフカフカにして。
おそらく、オカマイさんのようなケースでは、さらに当たっているところに、カップのようなものを当てて、よりプレッシャーを軽減できるようにするのでしょう。

 

 

また、自分の例に戻りますが、今季、僕は初滑りから2日間経った後に、くろぶしのところのあたりを感じ、ブーツを履いて歩くと、痛くてびっこをひいてしまうほどになりました。
インナーを見ると、やはりその部分だけ当たって削れていました。

ソックスをよく見ると、その当たっている部分だけが薄くなっていたのです。
そこで、まずは新しいソックスを買ってみました。
これで少し解消。

だけど、インナーがへたっていたし、そろそろ買い替えの時期だな、と思い新しいブーツを購入。
これで一気に痛さが解消されました。

おそらく、ここでなんからの手を打たなかったら、オカマイさんのように当たっていた骨が戦って出て来てしまって、より痛いことになっていたと思います。

だから、伝えたい!
ボードのメンテンナスも大事だけど、それ以上にあなた自身の足のメンテナンスが大事なんですよ!って。

気になる足の箇所は、早めに対策することで、その後の処置がより楽になることでしょう。

飯田フサキ プロフィール
東京都出身、現在カナダ・ウィスラー在住。
スノーボード歴34シーズン。そのほとんどの期間、雑誌、ビデオ等スノーボード・メディアでのハウツーのリリースに捧げている。
90年代を代表するスノーボード専門誌SNOWing誌では、「ハウツー天使」というハウツー・コラム執筆。季刊誌という状況で100回以上連載という金字塔を立てる。またSnowBoarder誌初期の頃から様々なハウツー・コーナーを担当し、その中でも一般読者にアドバイスを贈る「ドクタービーバー」は大人気に!その他、自身でディレクションし出演もしたハウツービデオ&ハウツー本は大ヒット。90年代のスノーボード・ブームを支えた。
現在も日本最大規模のスノーボード・クラブ、DMK Snowboard Clubの責任者として活動し、シーズン中に一回は日本へ帰国しコーチングも行っている。
普段は、カナダのウィスラーのインストラクターとして活動し、今なお世界中の多くの人にスノーボードの楽しさを伝え続けている。2016-17シーズン、ウィスラーのインストラクターMVPを獲得!!

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