【ハウツー】ランチ休憩後に多いスノーボードの怪我

 

僕は10年以上、カナダのウィスラーでインストラクターをしていますが、そこでは様々なトレーニング、または講習の場が設けられています。
その講習で1つ興味深い報告がありました。
それは、スノーボーダーの怪我は、ランチ休憩後に多いということです。

U.S. Snowboarding Grand Prix Mammoth

言われてみれば、確かにそうだったかも・・・。
自分のコーチング経験では、最後の1本とかも怪我が多いように思いますが。

それで、自分なりにネットで調べたのですが、確かにランチ休憩後には怪我が多いようで、またランチ休憩前にも怪我が多いという報告もありました。ランチ前というのは、もうすぐでランチということで、集中力が下がるからだそうです。

あと、何より怪我の多くの原因はゲレンデの混雑にあって、ランチ後、午後1時から2時というのはもっともスキー場にスノーボーダー、スキーヤーが溢れる時間帯なので、怪我が多くなるとのことです。

ランチ休憩後に多いスノーボードの怪我をまとめると

1)混雑
2)集中力が低下
3)疲労
4)雪の状況の変化(朝の方が圧雪されていてコンディションが良い)

以上になります。
それで、ここからは僕の経験も踏まえた提案です。

まずランチ前後は怪我が多いことを認識した上で改めて気を付けてスノーボードする心がけを持つこと。それが大切。

次にこれこそまさに自分の経験から来るものなのですが、たくさん食事をしてしまうと、午後は身体が重くなるので、あまりお腹いっぱい食べないこと。特に肉は良くないです。
自分も以前は、チーズバーガーとポテトフライ、コーラなんていうセットをいただいていたこともあるのですが、こんな食事だとどうにもだるくなるものです。というのも、肉というのは消化に時間が掛かるので、どうしても眠くなってしまうものなんです。あきらかに集中力が低下しますよね。
だから、消化のよい果物、または野菜スープなどがいいでしょう。ランチは食事制限を心がけましょう。以下にアップしている分食をオススメしているコラムもご参考にしてください。

 

次にランチの後ですが、できればウォーミングアップ的な体操をするといいと思います。
例えば、友達をふざけてシャドーボクシングのようなことをしてみたり。
あとは、フラットのところで、グラトリの練習してみたり。
または、リフト前のところまで、ちょこっと走ってみたりなど。積極的に身体を動かして、「これからスノーボードをするぞ!」と、身体を今一度、呼び起こす、目を覚ませるようにするのです。

そうすることで、ランチ後の怪我が防げるようになって来ると思いますよ。
ぜひ、試してみて、怪我のない楽しいシーズンにしましょう!

 


飯田フサキ プロフィール
東京都出身、現在カナダ・ウィスラー在住。
スノーボード歴30シーズン。そのほとんどの期間、雑誌、ビデオ等スノーボード・メディアでのハウツーのリリースに捧げている。
90年代を代表するスノーボード専門誌SNOWing誌では、「ハウツー天使」というハウツー・コラム執筆。季刊誌という状況で100回以上連載という金字塔を立てる。またSnowBoarder誌初期の頃から様々なハウツー・コーナーを担当し、その中でも一般読者にアドバイスを贈る「ドクタービーバー」は大人気に!その他、自身でディレクションし出演もしたハウツービデオ&ハウツー本は大ヒット。90年代のスノーボード・ブームを支えた。
現在も日本最大規模のスノーボード・クラブ、DMK Snowboard Clubの責任者として活動し、シーズン中に一回は日本へ帰国しコーチングも行っている。
普段は、カナダのウィスラーのインストラクターとして活動し、今なお世界中の多くの人にスノーボードの楽しさを伝え続けている。2016-17シーズン、ウィスラーのインストラクターMVPを獲得!!

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